誰もが自分らしく生きられる“一人ひとりが輝く東京”を築きたい!
『大田区障がい者団体連絡会新年会』
去年障がい者差別解消法が施行されましたが、
65歳問題、介護保険と障がい年金の併用への課題。東京都としての差別禁止条例を、いかに現場の大田区に落とし込んで行くか、整合性等、障がい福祉の課題について当事者・支援者の皆さまとお話をさせて頂きました。
相談の仕組みがない。駆け込み寺が欲しい。
どんな時に差別をされたか、
不公平を感じたか。
これまでも「大田区障がい者権利条例を作る会」として様々な提言を頂き、昨年の都議会議員選挙時には福祉政策についての公開討論会を開催して頂きました。
当事者の皆様と共に、施作を作る事がとても重要です。
私も、区議会でもバリアフリーのまちづくり・インクルーシブ教育の推進に取り組んできましたが、教育現場では発達障害児の増加があり、早い段階でクラスを分けてケアが行われ、幼児期の過剰投薬の問題も指摘されています。
早期発見が望ましい一方で、私のこども時代には「発達障害」と云う言葉はなく、授業中にじっとできない友達もスゴく駆けっこが早かったり、絵が上手だったり、その子の個性として一緒に学び合っていた思い出があります。
また、障がいのある友達もクラスにいる事で、どうしたら一緒に遊べるか、自然と思いやりが
育っていたように思います。
「みんな違って みんな いい!」
障がいのある人もない人も、共に生きられる東京づくり。心のバリアフリーがとても重要ですかね
一昨夜のETV特集では、40年も精神病院に入院され続けた男性がやっと社会に出た中で、なぜ自分が退院できなかったのか、戦後の精神医療が患者の人権を無視したものであった悲しい現実が伝えられていました。
また、成年後見人制度の中でも、軽度の知的障害によって自己決定権を奪われて困っている事実が今現在もあると言う現実を伺い、
今後の認知症の増加や、障がい者の親亡き後の課題に、成年後見人制度は重要である一方で、当事者の意思が反映されなければ、人権侵害になってしまう難しさも実感します。
当事者の皆様と共に、東京都政としての制度構築、東京の福祉政策の向上に取り組んで行きたいです!
東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、それぞれの違いを尊重し合いながら生きられる東京へ、
障がい者の身体的特徴を障がいと捉える「医療モデル」から、生きづらさの原因となっている社会環境や制度の障害を取り除く「社会モデル」へ、
誰もが自分らしく生きられる「一人ひとりが輝く東京」づくりに取り組んで行きたいです!
大田区障がい者連絡会の皆さま、貴重な機会をありがとうございます!