1週間を振り返って
1/13『平成30年 大田区三医師合同会新年会』
都議会を代表してご挨拶をさせて頂きました。
地域医療に従事頂いている大田区三医師会の先生方には、日頃より「これからの医療を考える会」等、地域医療の課題について学ばせて頂きご指導を頂いております。
平成30年度は、2年に1度の診療報酬と3年に1度介護報酬の同時改定が予定され、
国も医療費抑制の動きがある中で、高齢化の伸びに伴う社会保障費の自然増を概算要求段階から１３００億円削減する必要があり、薬価の１５００億円程度の削減等、全体ではマイナスとなるものの、本体部分では0、55%のプラス改定となっている。
医療や介護の制度改正などで財源を本体部分に回し、国費で６００億円程度の予算となり、患者には負担増になる見込み。
自治体としては、患者の負担軽減は元より、
いかにいつまでも元気で頂けるか、元気高齢者として活躍して頂ける介護予防・予防医療により一層力を入れて行かねばならない。
東京都としてのフレイル予防と、誰もが住み慣れた地域で安心して年を重ねられる地域包括ケアシステムの構築が急務です。
小児科の先生方より、大田区を含む城南地区で特に小児の療養施設が不足している現場も伺っています。
現場で医療、介護に従事する先生方と共に、地域へと裾野を広げて、子育て支援から介護までを丸ごと包括できる地域づくりに向けて、東京都として取り組んで行きたいです！
日頃より、貴重な現場からのご意見をありがとうございます！
今年もご指導よろしくお願い致します！
蒲田医師会長 熊谷先生のご挨拶
