昨日は明日の本会議を前に、公営企業部会での質疑の打ち合わせを終えて
14時30分小池百合子東京都知事より『希望の党』結党宣言!に私は都庁控室で驚きを隠せなかった。
22日に国政に向けた大きな発表があると云うことは、小池都知事ご自身から伺っていた。
先日お逢いした小池知事は、眼光鋭く既に選挙モードに入っている気迫が伝わって来た。
しかし、私は当初、都民ファーストへのご期待はあくまでも都政へのご支持ご期待であり、国政政党とは一線を隔すべきであると考えていた。
最近は有権者の方からも新党結成についての質問が多く寄せられたが、
「都民ファーストの会は、あくまでも東京大改革の志のもとに集った地域政党であり、
東京から”ふるい議会をあたらしく”改革を進めて、都政で地道に公約実現に取り組み、
実績を重ねてゆかねば、4年後は無いと考えています。ですから都民ファーストの会の国政進出は考えられません」とお答えをしておりました。
しかし、急遽吹き荒れた解散風。
与党が多数を占める現国会において、冒頭解散する意味が理解できない。
先に行われた”仕事人内閣”と云う内閣改造は何だったのか?それこそ”仕事しない内閣”になってしまう。
国権の最高機関としての議会の議論をせず、
国会審議を放棄する冒頭解散は、解散権の乱用だ。
これだけ北朝鮮との緊迫した国際状況において政治の空白を作ることは、本来許されない。
国民の命と財産を守る責務を放棄しているに等しい。
自公併せた政権与党が過半数を有する中で、
アベノミクスも多くの公約も道半ば、国民には景気回復の実感も、成果も見えていない。
いま求められているのは解散ではなく様々な疑惑への国民への丁寧な説明だ。
幼児教育の無償化に取り組んでゆくのではなかったのか?
選挙で国民に真を問うと言うが、
無責任な解散選挙に使う約700億円をそのまま、保育や子育てに使って欲しいとの思いが、多くのママ友と話しての実感だ。
消費増税分は、高齢者から全世帯型への政策転換だと首相は云うが、そもそも消費税8%に増税する際にも待機児童対策などの社会保障の充実が盛り込まれており、それを争点だというのは後付けに過ぎない。
待機児童対策も、高齢者を支える地域包括ケアシステムの構築も、不足する保育人材介護人材の確保も待ったなし!
今なぜ、約700億円もの税金を選挙に費やさねばならないのか、全く理解できない!
大義なき解散。大義なき選挙。
「野党がガタガタで新党の準備も出来ていないから選挙をする」と云う党利党略、自己保身の身勝手な解散権乱用解散。
争点も国民に分かりづらく、このままでは投票率が下がるのは必至だ。
こんな身勝手な自民党にはうんざり。しかし投票したい野党の受け皿がない。
と云う多くの無党派の声に応えるべく
そこに!希望の光で大きな風を巻き起こしたのが、まさに小池都知事!
今日の記者会見を見て、「自分で風を興す」ってこういうことなのか!と改めて心に灯が付いた気がした。
「今、日本に足りないものは希望
昨日より今日 今日より明日に希望の持てる日本を築いてゆく為に」
小池都知事が自らがトップで戦う決心をした背景にあるものは、
都知事としてこの1年間、様々な場面で国との対立があり、東京の改革を進めるために国の改革が必要だと実感したから。
東京オリンピック準備も急がれる中で、国・オリンピック委員会との対立から殆ど予算が来ない現状。
国が変わらなければ東京大改革が達成できないとの想いを強くしたと伺った。
東京都知事としての職務を最優先に考える上で、東京都民のため、改革を実現するための国政における改革の必要性。
世界各国を見ていても、多くの待ったなしの政策課題において、あまりにも日本の政策スピードが遅すぎるとの危機感、
希望の政治、希望の福祉、希望の教育、希望の環境・エネルギー政策等の基本政策が提示され、
待機児童対策や子育て支援・幼児教育の無償化等、
先進国で最もこどもにかける予算が少ない日本の政策の優先順位をかえること!
そして、フードロスの問題や、原発ゼロ!の持続可能な環境政策についても明言されました。
新党結成を小池都知事は”アウフヘーゲン”すると表現。
哲学者ヘーゲルの弁証法に出てくる概念で、
「否定を通じて新たな事物を生み出し、より高次の状態へと導かれることがアウフヘーベンであると」と政界再編に向けたメッセージが込められていると解釈。
一強多弱の政治状況を打破して行く
改革の力として
"ふるい政治をあたらしく"を東京都から
利権・バラマキ・今だけ金だけ自分だけと
行き過ぎた経済至上主義の政治から、
誰もが自分らしく行きられるダイバーシティの社会を目指して
一人ひとりが未来に希望を感じられる日本を目指して
『希望の党』に、希望を託したいと思います。
希望の党YouTube動画はこちらから!
会見終了後に都民ファーストの会緊急全員総会が開催され、
「希望の党」と「都民ファーストの会」は、まったくの別組織である旨の説明がありました。
都民ファーストの会は、東京大改革を進めて行く地域政党として、都政改革に地道にしっかりと取り組んで参ります!
今朝は娘を子育て支援ぷーさんの家にお願いして、これより部局との打ち合わせ。
総会、午後より第3回定例本会議です。今日の議会終了予定は21時。(議会・庁舎内の働き方改革も必要だなぁ)
希望を胸に行動しましょう✨
今日も良い日でありますように♪