みま〜も認知症セミナー
『認知症の人と歩むまちに』
おおた高齢者見守りネットワーク(みま〜も)
大田区地域包括支援センター入新井 共催
第1部は「それって本当に認知症?」
〜認知症と認知障害の違い・高齢化による認知障害を理解する〜
をテーマに、京浜病院理事長・蒲田医師会長
熊谷 頼佳先生。
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第2部は、心が暖かくなる「わらび座」公演。
認知障害と認知症は、イコールではない。
高齢化による認知障害のついて、とても分かりやすい熊谷先生のお話に、会場は時折
笑い声に包まれていました。
1、「高齢化による身体機能の低下が活動範囲を狭める」という事。
①目の衰え
②耳の衰え
③味覚の衰え
④歯欠損と口内感染
⑤渇水を感じにくい
⑥皮脂欠乏性皮膚炎
⑦基礎代謝の低下
⑧痛みを感じにくい
⑨薬物代謝が遅延する
⑩筋力低下
☆高齢になると食事の量は減るが、必要なミネラル量は変わらないので、ミネラルをしっかりとることが重要。
☆汗をかきにくいのに、毎日ゴシゴシお風呂に入ると皮脂が欠乏してしまう。
☆薬がなかなか効かない→いったん吸収されるといつまでも体内に貯留し中毒症が起きやすい。
☆女性に多い骨粗鬆症
→カルシウムだけを取ってもダメ
日光浴と運動が重要
【認知症の行動障害パターン】
・混乱期
意思疎通ができない
・昼夢期
自分の一番幸せだった頃に意識が戻っている
【どうやって対応すれば良い】
☆まず、本人の言っていることを、まず認めてあげる。受け入れる。
正しい看護介護や家族への教育・正しい接し方が必要。
誰もが住み慣れた地域で安心して年を重ねられるまちづくりに向けてー
みま〜もの皆さん☆ありがとうございました!