昨日は『これからの医療を考える会』
医療現場の声と現状を医師会・歯科医師会・薬剤師会の先生方と行政・議会が共に課題の共有をさせて頂く貴重な機会。

本日は地域包括ケア体制の構築に向けて
の25年問題の課題や介護現場の現状報告等
たかせクリニック高瀬先生をファシリテーターに伺いました。
「在宅における要介護高齢者への対応で必要なこと・問題点とは〜を
みずたま介護ステーション蒲田の山口さんより

「地域包括支援センター 仲六郷からの
切実な現状報告」

202117 20ヶ所から21ヶ所へ 
包括の強化事業

認知症 推進員の配置 18ヶ所での認知症サポーターの配置
総合事業に関する事務作業が大変すぎる

30年に変わる

◇地域ケア会議の開催
言葉が一人歩きしてしまう

日々の事務作業に追われて、包括支援センターの全職員が集まる事すら難しく、課題の共有がし辛い現状。

地域の人間関係の気薄化と、高齢者の孤立化

窓口や電話での相談
→何を困っているのかが、分からないのが困っている???
というお年寄り
→どう言った支援と繋げてゆくことができるのか?

認知症への地域の理解も足りていない。

介護保険の申請窓口だけではない、様々な情報伝達

その方が、どう言った介護サービスを求めているのか、

認知症の方と、認知症家族を取り巻く地域のの理解を深めてゆく為に
「認知症セミナー」の開催

地域包括支援セミナー(これまでは「さわやかサポート」と呼ばれて来たが)

在宅
COPD

地域包括支援センターに集中する業務

病診連携 
単身独居高齢者が増えてゆく中で、
救急車を呼んでも、家族が居ない中で、支払い能力があるのかどうかー
トータルとしてサービスの質を担保する

在宅医療と病院の連携
核となる人が居ないと、中々難しい。

時々入院の在宅患者
病院からでは見えない、退院後の患者さん

医師・看護師
情報の共有における電子カルテの役割
メリットとリスク
情報漏洩のリスクとリテラシー
コストの増大←医療の質は上がるが

診療報酬改定で、在宅や介護の現場が、同じ仕事量で収益が下がっている

精神医療の分野が
荏原病院と南西病院の2つしかない。
松原病院では、2万人の患者さん
大田区も精神医療については、離島と同じ
と高瀬先生

ゴミ屋敷の裏に見えるもの。

最後に、出席されていた先生方と国が進めている医療情報の一元化に対する課題と問題点についてお話をさせて頂きました。

膨大なヘルスケアデータを、国が一括管理するという裏に見える米国大企業の利権

国保の保険者であり、現場を有する自治体こそが、限られた財源と医療資源を有効に活用する為に地域の医療情報のインフラを都と区が連携しながら整備してゆく必要があると考えさせられます。

本日も、貴重な現場の課題を学ばせて頂き、
ありがとうございました!

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