大田区加工技術展示商談会
特別講演
『ホンダFCV・MEV技術とエネルギーマネジメント』
本田技研工業㈱スマートコミュニティ企画室 主任技師 岩田和之さんより伺う。

ピークオイルは2007年であったと発表され、今のまま石油を使い続けると、石油は40年ほどで枯渇すると言われているが、恐いのは需要と供給が崩れ、石油の値段が高騰すること。

各国のCO2関連規制
・ZEV法動向 カリフォルニア
温暖効果ガスを2050年に1990年比80%削減する。
・ヨーロッパ ノルウェー等、ほぼ100%水力

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世界的に、超小型モビリティの利用拡大

本田の目指すところ~エネルギーとモビリティのダブルループ
『自由な移動の喜び』と『豊かで持続可能な社会』の実現
スマート水素ステーション

単に、車の問題だけではない
新しい社会を造って行く取り組み。

燃料電池自動車の開発
FCV 水素自動車

ウエルトゥタンク
太陽光から電気を作り→水素を作り電気に替え→燃料電池発電による車走行→自然界に帰る

水素インフラの整備の課題

つくる→スマート水素ステーション
(工場で造って、クレーンで運ぶだけでコスト削減)電気分解をする電力を、ごみ焼却場から賄えば、カーボンニュートラル。

つながる→走る電源としての車
昼間の電力をつかう時間帯に、車から放電すれば、電力のピークかっとにつながる。パワーエクスポーター。

各地の実験と走る電源としての取り組み。
つかう→超小型EV 走行エネルギーの小型化
床下に、バッテリー・リア周りにモータ、コントローラ等をコンパクトにレイアウトし機能を補完する。
↑単なるバイクや車の大体ではなく、新しい社会概念をつくる

超小型モビリティは、自治体が認定をせねば、行動を走ることができない。

自治体としても、高齢化社会を支える地域内での移動の利便性と、持続可能性な環境政策としてのインフラ整備について示唆を頂きました。交通臨海部活性化特別委員会の中でも、取り組んで行きたい課題です。