日本労働者協同組合
「ワーカーズコープ」第30回総代会

雇われるのではなく"主体者"として、
協同・連帯して働く「協同労働という」
世界。

『一人ひとりが主人公となる事業体をつくり、生活と地域の必要・社会の課題から仕事を興す、新しい働き方』に取り組んでいるワーカーズコープの皆さん。

保育所や高齢者福祉の他、糀谷では廃油をリサイクルしバイオ燃料を創る
あぐり~ん精製工場も立ち上げられています。

"切実に求められる仕事を興せば興すほど、労働が自由で創造的な活動になればなるほど、人間は人間らしく成長・発達できる"

雇用の非正規化が進み、若者・子どもの貧困問題も顕著な中で
「失業・貧困・戦争をなくす」という原則は、平和と密接に結び付いている。

「ドイツは、ワイマール憲法という素晴らしい憲法を持っていたが、ナチスは、偽装により解釈改憲を行うことによって、憲法を骨抜きにした。
麻生さんが、ナチスを手本にしろと言った怖さ。
若者の貧困により、市民運動として戦争に突入していった。」

全ての労働はお金に従属する
のではなく、働くことは、お金を得る目的のみならず、お金の前に、
"何の為に働くかー"

誰もがこころよく働くことができる
"完全就労社会"を
あたたかな心を通い会わせる、平和で豊かな、夢と希望の持てる新しい福祉社会を。
と宣言する「協同労働の協同組合」新原則。

お金の価値にのみ振り回されて、
本当の心の豊かさを失ってしまえばー
働くことは、生きること。
そして、本当の幸せとは何かと問いかける。

アメリカの"抑止力の呪縛"
軍拡競争、力をつければつけるほど"安全"だと取り付かれている。
其はマヤカシだ。
軍拡すればする程、危険が高まるのは歴然。
"儲かれば良い"の最大の産業は武器産業だ。
戦争によって、アメリカは国は貧しくなったが、戦争によって企業は最大の富を得る。
今、日本は戦争貧乏に疲れたアメリカから、その二軍として集団的自衛権を押し付けられているに他ならない。

今大会では、働き方と生き方の大前提となる、平和を守るメッセージが、多くに来賓より寄せられていました。

働き方、生き方と向き合い、
社会を変える「良い仕事をする」への社会と時代の要請は何か、
新しい日本への社会づくり運動。
一人ひとりが、働き甲斐とやりがいを感じられる働き方に向けて。
実践されている全国の皆さんが集い、熱い熱気を頂きました。

自治体としても、より良い公共サービスの担い手として、連携して行ければと思います。