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本日の特別委員会報告

『平成27年度第一回 交通・臨海部活性化特別委員会』


昨年度も、交通問題対策特別委員会委員として、大田区中心核である蒲田・大森駅前再開発、駅前の放置自転車問題に対する自転車駐輪場の設置等に取り組んできましたが、
今年度より交通問題対策に、空港臨海部へのアクセス強化と臨海部活性化の課題が盛り込まれ、委員会の名称が『交通・臨海部活性化特別委員会』と変わりました!
空港を有する大田区の魅力的なまちづくりと、空港からの交通アクセスの課題と共に、高齢化社会に向けての誰もが移動しやすい街であるよう、特別委員会の副委員長を拝命し、区の交通政策の向上に努めて参ります。




陳情2件について審議採択、所管事務報告21件について審議

2713号「JR、京急蒲田駅西口の放置自転車についての陳情」

2722号「西蒲田・池上地域にコミュニティバスの運行に関する陳情」


まちづくり推進部11

1、「新空港線の概要について」

2、「新空港線広報活動について」

3、「エイトライナーの概要について」

4、「平成27年度エイトライナー理事会・総会について」

5、「東海道貨物支線貨客併用化の概要について」

6、「第8回交通政策審議会鉄道部局の小委員会について」

7、「中央新幹線(JR東海)地質調査の実施について」

8、「中央新幹線(JR東海)井戸調査について」

9、「羽田旭町の土地利用について」

10、「空港臨海部まちづくり・交通ネットワーク等踏査について」

11、「第2回羽田空港周辺・京浜臨海部連携強化推進委員会について」

都市基盤整備部 9
1、「平成26年度大田区コミュニティバス矢口地域試行運行事業の紳実施状況」

2、「夕・夜間における自転車放置防止指導業務について」

3、「京浜急行電鉄高架下に整備する自転車駐車場について」

4、「平成27年度 春の大田区交通安全運動の実施結果について」

5、「駅前放置自転車の状況と対策~26年度調査結果」

6、「土地収用裁決について(大森西6丁目)」

7、「イオン御嶽山駅前店協店脇区道上転倒事故について」

8、「雑色駅西口自転車場の拡張工事について」

9、「蒲田駅自転車押し歩き運動啓発活動について」
27
13号「JR、京急蒲田駅西口の放置自転車についての陳情」について
22
年に出された陳情の継続審査


22年当時、蒲田の放置自転車数は都内ワースト2位であった。
この間、区では放置自転車問題等対策委員会も地域の皆さん参加のもと、「とめる・走る・まもる」を柱に、駐輪対策と快適な自転車走行空間の確保、自転車マナーの啓発に取り組んでおり、自転車活用に関する総合計画も策定されています。西口地区の放置自転車数は、平日の昼間で22年度885台で都内ワースト2位から、26314台、都内21位と、工学院の地下駐輪場など民間とも連携を図りながら、この5年で1659台の駐輪場の設置が進められ、更に、蒲田東口には、大型地下駐輪場の計画も進められております。

しかし、私も、近隣自治会・町会の民さまと夜間防犯パトロールで地域を歩きますと、夜間の放置自転車が歩道を塞いでいる状況があります。
地元商店街とも連携をしながら、商店街の買い物客にはレシートで只にするなど、工夫を図りながら、買い物客の自転車スペースの確保と呼びかけが必要です。
また、車いすやお年寄りの安全な歩行空間を確保が必要であり、夜間の放置自転車につきましても、夜間指導の強化と共に夜間の放置自転車撤去に向けても検討して頂きたいと要望いたしまして、引き続き、取り組みを行って頂くよう、陳情の継続を求めます。



2722号「西蒲田・池上地域にコミュニティバスの運行に関する陳情」につきましては、

大田区は、公共交通機関から500m、バス停から300m以上離れている地域を「交通不便地域」として、対象となる区内10地区(田園調布・久が原・中央・本門寺周辺・南馬込・中馬込・西蒲田・矢口・多摩川・臨海部)の中から検討を重ね、矢口地区の“たまちゃんバス”がスタートした経緯があります。しかし、地域の要望からコミュニティバス事業をスタートさせたものの、利用者の伸び悩み等で、事業採算性の点において、5年たった今も年間1000万円近くの赤字となっております。

高齢化社会の中で、高齢者の方が移動しやすいよう、福祉の視点から公共交通の充実は必要ですが、病院への通院の足などは、他の施設の送迎バスを使われていない昼間にシェアするなど、予算を抑えた新たな検討も必要であると感じます。

また、京都伏見の醍醐バスなどは、地域の企業・団体と市民パートナーがバスの運営を支援する「市民共同方式」により、行政の予算を投じずに、地域が主体となって運営することにより、より地域が愛着を持って利用することで、延べ利用数100万人を超える事業となっている例もあります。

今後、大田区内の交通不便地域全体において、地域の交通の利便性をどの様に確保してゆくべきか、引き続きの検討が求められると感じますので、陳情の継続を求めます。






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