『これからの医療を考える会』
「2025年に向けた医療連携」と題し、
大森歯科医師会副会長 呉橋 美紀先生よりお話を伺う
2060年までの人口予測と、社会保険給付費の推移
消費税の増税と社会保障費
日本人の死因の推移と、高齢社会における肺炎をどう診るか、
誤嚥性肺炎の割合が、70歳以上では70%,
院内肺炎では87%と高い割合と成っており、
口腔ケアの意義と役割の重要性

病診連携及び医科歯科連携の推進
→"ガン患者の口腔合併症の予防や手術後の肺炎予防"
のため、口腔管理(口腔ケア、口腔衛生指導、口腔患者の治療等)

→脳卒中患者における医科歯科連携の推進
脳卒中患者に対して、摂食、嚥下、咀嚼、構音障害に対するリハビリ、誤嚥性肺炎の予防

→糖尿病患者におけるし

入院前から退院後におけるいわゆる口腔ケアについて

生きる基本は"口から食べる"と云うこと

在宅訪問診療 数がとても増えている中で、区としても、在宅診療を専門とした歯科衛生士が、しっかりと介護現場と連携した口腔ケアが望まれる。

訪問診療の意義は大きい一方で、
元々、歯科診療の診療点数が低い現状の中で、
訪問の時間もコストも、インセンティブが低いのでは?

昼休みの三時間を訪問診療に割いても、
訪問専門の医療期間であれば、月に700件の患者を抱えている所もある。

地域医療連携に向けた
口腔衛生が、心筋梗塞や、内科の疾病に大きく関与いているという事は、常識であるが、内科の領域における医科歯科連携の今後の課題等、歯科・医療現場、行政・薬剤師と多職種の現場の先生方よりお伺いしました。