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『大森歯科医師会時節勉強会&西村まさみ参議院国政報告会』にて地域医療における歯科医療の現状と今後の課題を学ばせて頂きました。
高齢化社会の中で、いかに何時までも、地域で健康に年を重ねられるかが課題。
生活の質の向上には、
"何時までも口で食べられること"
が、欠かせない。
予防にこそ、力を注ぐべきが、予防も含めて医療費の削減に向かっているような流れは、医療崩壊が再び起きたら、高齢社会を支えることができない！と危惧する。
東京都歯科医師連盟 高橋英登会長より
『歯科医療の現状と課題』
地域医療の担い手である開業医の現状。
歯周治療装置
リハビリテーション
摂食えんげい
経済財政諮問会議再開 医療費マイナス2200億円年間の悪夢再来
世界一低い医療費で頑張っていても、患者を診れば診る程経営を悪化させる点数
在宅推進との矛盾
医師優遇税制
診療報酬改正
国が1200億円かけているメタボ検診に歯科が入っていない
レセプトオンラインの矛盾
歯科医師過剰？
数を診ねばやってゆけない低い医療点数
歯科診療の医療費の全体にかかる割合は減っている12.4%→6.9%逆に、薬代の膨大
保険医療指導、監査の全国格差
指導、監査、等による返還金の矛盾
指導の人件費に800億円という矛盾
神奈川県の歯科医の平均所得330万円いかが、３割
集団的個別指導(いわゆる高点個別)
推薦図書:星旦二『ピンピンコロリの法則』
『なぜ、かかりつけ歯科医のいる人は長寿なのか』
○二部は、西村まさみ参議院議員 国政報告会
民主党政権のもとで
障害者歯科診療等向上に取り組んできた実績
国民の健康寿命を向上させる上で、
歯と認知症・成人病の予防の密接な関係
歯科口腔保健法
切れ目のない口腔ケア・検診の必要
医科検診と歯科検診の差
904億円の基金
在宅歯科医療
診療報酬改正が、5年間で2200億円づつの削減が行われたが、今回の改正への懸念
麻生大臣のの驚くべき答弁:
「医療費の削減は財政悪化を抑制させた効果があった
ぐうたらな生活をしている人の医療費を俺が払ってやっているのは如何なものか」
誰でも好きで病気になっている人はいない。
いかに、予防施策に力をいれ事が出来るかー
・メタルフリー化
・文書提供問題
・口腔がん検診・法と条令/国と自治体
労働安全衛生法の一部を改正する法律案
産業医の選任、定期検診に歯科が入っていない
訪問歯周歯科検診
歯を守り、消化器がん予防→歯を一本失った人は、がんのリスクが5%上がるとの報告
歯科衛生士法の改正により、仕事の範囲が拡がるのかそうでないのかが、全く見えない法改正等、
今後の課題に向けて、現場で区民の健康を守る自治体が何をするべきか、何が出来るかを学ばせて頂きました。
高橋先生、西村まさみ先生、ありがとうございました！
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