日本労働者協同組合ワーカーズコープ連合会
『第35回定期全国総会』
「地域を育て、社会を動かす協同労働運動
当事者主体と社会連帯が、共生と協同のいのちと仕事を育む」

地域社会の課題に取り組み
課題解決から仕事を興す。
雇う・雇われるのではない、一人一人が自主的に仕事と向かい合い、生き生きと誇りと生き甲斐を持てる新しい働き方を提唱してきたワーカーズコープの活動。

・若者と生活困窮者の支援
・待機児童の課題
・障害児の放課後の居場所
・食の安全と有機農業の目覚め(有吉佐和子著『複合汚染』食・土地・水・大気の汚染)
・大地とともに心を耕す、農業に対する価値観
里山資本主義を、もう40年以上実践してきた。
・もうけ主義でない、高齢者老人施設の在り方
施設の概念ではない、家族の様な居場所づくりを目指す。
2部シンポジウム
コメンテーターは、大津清次さん(無茶茶園理事):

佐々木陽悦さん(有限会社たじりエコベジタブル代表):
田中淳夫さん(NPO法人銀座はちみつプロジェクト)

田中惣次さん(田中林業代表):
8/11山の日、3/22国際森林デー
一分間に、地球上でサッカー一面分が消失している現状への危機感。人工林の正念場。
伐採ではなく、抜き切りしながら、百年何百年続く山づくりをして行きたい。
林業に、林業組合は無い。森林組合。
自身の個人事業の視点ではなく、もっと大きな視点で。
経済発展を目指す上で、二次産業化し、一次産業を潰してきた歴史。
TPP への懸念。1ヘクタール8万円の森林価値。
50年後、このままでは農業は残っても、日本に農業は亡くなる。
山の木、一本700円という厳しい実状。
花粉症の急増、自然界にあるものにアレルギーを起こす様になった、自然界からの警鐘。
我々林業は、自然にもっとも付加をかける産業だからこそ、山道を造る際にも気を配っている
青木亮輔さん(株式会社東京チェンソーズ代表):
都市で生まれ、檜原村へ移り住む。
移り住んだ14年前3500人の人口が更に減り2400人。
・柔軟な発想と行動力
・常に地域社会に貢献する意欲
・現場での技術と知識を磨ける人材

安全と安心、笑顔の通う地域社会への参加

事業内訳:下請けの内は、お客さんの顔が見えない。
地元の仕事を受注して行くこと
『東京美林倶楽部』5万円の会費で苗木を30年育み、成長した子ども達に繋いで行く。
高成田健さん(ワーカーズコープ中四国事業本部長):
「ひろしま持続可能な林業と木質バイオマス事業プロジェクト」
伐採林業×里山資本主義×協同労働=新たな林業創造
問題意識の共有と、相互学習、人材養成事業の検討

田中惣次さん:少子化の影響で、今後減る住宅市場
林業は、輸出分野となる、という展望。

佐々木陽悦さん:長い目で見て、復興を目指す東北の山の再生への想い

田中淳夫さん:銀座での養蜂と、銀座産のきゅうり
ハチミツをどの様に売るか
杉という木は"日本の宝"という学名がある。
高温で木を乾燥させることにより、20年しかもたない建材になってしまう。木をジャブジャブと農薬に浸ければ、アレルギーを起こす建材になってしまう。
本来の自然を殺す、林業の在り方はおかしい。
これは、蜜蜂の死とも関わっている。
地域には、沢山の資源がある
その資源を生かす地域の活性化

森林大国日本が、森を生かし、森からエネルギーを得ること。
私たちが、自然を・森を生かし、生かされる生き方。
生物である人が、
改めて自然の一部として
命と向き合う生き方
働き方について考えさせられました。
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