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  『平成26年度第2回大田区議会定例会』本会議2日目

平成26年度大田区一般会計第2次を含む、19議案、報告案件6件、議員提出議案2件が挙げられています。


議案に関しては各所管委員会に付託され、
昨日に引き続き、各会派からの代表質問と一般質問が行われました。


5月に決定した“国家戦略特区”の認定を受け、国際都市として大田区の今後の臨海部開発・羽田空港跡地の産業交流施設の活用と、ライフイノベーション特区を掲げる川崎市との今後の連携について、国際空港への総合的アクセス強化の視点からの新空港線(蒲蒲線)について、防災避難所における妊産婦さんの為の居場所の確保、公共施設や図書館への無線LAN環境の充実等、会派を代表して津田議員から要望と質問を致しました。

 先日の党首討論を経て、集団的自衛権容認を閣議決定で行うとの姿勢を崩さない安倍総理に、戦後一貫して平和主義を貫いてきた日本の平和が、揺らいでいる危機感。

昭和59815に『平和都市宣言』を行った大田区。
大田区は、毎年815日に平和の祭典として花火大会を開催し、家族で共に平和を考える機会として、花火大会の会場で平和の大切さを訴えるパネル展も行われています。

また、区議会としても全国でも希少だと云われる全会派超党派での世界の恒久平和を祈念する“平和祈念コンサート”を行い、区民の皆さんからの善意のチャリティーを、カンボジアの地雷除去支援や、学校建設、被災地復興に役立ててきました。

今定例会では、各会派からも、平和都市として、大田区の今後の平和教育の重要性を訴える声が上がりました。

本日は、『集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書』が挙げられ、

住民の命と暮らしを最前線で守る基礎自治体だからこそ、国に訴えるべきであるという想いから、採択を主張し賛成いたしましたが、全会一致とならず否決されてしまいました。

 憲法とは本来、権力を縛るものであり、国民の権利を守るものです。


国民の負託を受けた国会においてきちんと時間をかけて、国民的議論を投げかけて議論されるべきであり、改憲に際しては、その是非をしっかりと国民に問うべきだと思っています。

それを、その過程も経ず、時の総理が内閣の閣議決定のみで憲法の解釈を変えることは、立憲主義への冒涜であり、それがまかり通ってしまったら、憲法は骨抜きになってしまいます。
これは、護憲派か、改憲派かという議論以前に、憲法改正の手続きとして、立憲国家としてあってはならない事であると、強く異議を感じます。
明日は、13時より、常任委員会。
総務財政委員会において、補正予算を含む議案4件、報告案件6件について審議致します。


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