日仏シンポジウム「数値モデルを用いた福島第一原発事故による大気経由放射性物質の輸送・沈着量分布の推定」独立行政法人海洋研究開発機構 滝川雅之氏。CRIIRAD ブリュノ・シャレロン氏。「放射能汚染からの食と農の再生~農地と放射線量マップと食の安全検査の体系化」福島大学小山良太氏。

福島県農業の原子力災害と放射能汚染問題ー現状分析の無い中での復興・除染計画。法的根拠の無い中での放射性物質検査体制。国・県・市町村・農協の役割分担の必要。生産段階での汚染状況の確認と食品放射性物質「検査」に関する法的根拠・条例策定が必要。安全性の確認無くして風評問題は無くならない。

非難住民への情報と住宅提供についてーリヨン大学フィリップ・ベルティエ氏の司会で首都圏総合計画研究所 濱田甚三郎氏、東日本大震災市民支援ネットワーク・札幌むすびば 永田勝之氏より「3.11避難と住の未来」。北海道の移民の歴史。地域に被災者を受け入れる事により、共に生きる街を考える。

チェルノブイリ事故後26年かけて検査体制を構築してきたベラルーシとの制度・政策比較。詳細な汚染マップと土壌分析。汚染地域の研究機関・支援センターと医療施設の集積。除染はせずゾーニングと土壌改良で対応。原子力・放射能教育・全国での情報共有。安全対策により農産物の産地別風評は一段落。