今日はタクシーで働く仲間の皆さんの旗開きに参加させて頂きました。


私の母方の祖父はタクシーのドライバーをしていて、

幼い頃はビシっと制服を着て車に乗り込む姿に、飛行機のパイロットさんを彷彿とさせ、憧れておりました。

車を運転する事が、希少な資格として確立していた時代。


一方、小泉政権の規制緩和の下に新規参入で台数が増えすぎ、一台あたりの収益は減り、一人ひとりの運転手の賃金も減り、民主党政権により、タクシー特措法が適正化の為に施工されてはいますが、景気の影響からのお客さんの減もあり、依然と厳しい現状が聞かれました。


 羽田空港国際化により24時間空港を持つ大田区において、空港は24時間化されても、終電移行の電車やバスは24時間ではありません。

 また、高齢化社会の中で、バス停まで遠いお年寄りや、バス停や駅まで15分以上かかる(私の実家は駅まで20分以上かかるので、15分以上を交通不便地域と位置付ける大田区はとっても利便性が高いと感じるのですが)交通不便地域に住んでいる方にとって、コミュニティーバスの要望も多く、多摩川地域では「たまちゃんバス」が実現化されましたが、お客さんは疎らで、採算が取れているとはいえません。

 ドアからドアまで運んでくれるタクシーは高齢化社会の足として、空港24時間対応の足として“公共交通”としてもっとしっかりと位置付けられるべきであると考えます。


横浜の実家と比べると、蒲田周辺では駐車場料金は3万円近くと、驚くほど高いので、一人一台車を所有するよりも、必要な時にタクシーを利用させて頂いた方が良いと、私はすっかりペーパードライバーで普段は自転車で移動する事が多いのですが。


都市と都市を結ぶ幹線道路。

子どもたちが安心して通学し、ゆったりとお散歩を楽しんだりできる生活道路と、健康にも環境にも良い自転車が快適に走る事のできる自転車道の歩行者との分離と整備。

街の中心部は「人と緑」が主役となり、公共交通以外は通行できないようにするなど、


人と緑を中心に置いた道の整備で、都市はもっと豊かな時間を過ごせる場所になるのではないだろうか。


馬込地域の山坂には依然と不便の声が聞かれ、大田市場や大田スタジアム等、臨海部へのアクセスは、まだ

まだ不十分で、観光と言う視点から見ても観光資源を磨くのと同時に、アクセスの充実を図る必要があります。


また、せっかく海を持つ自治体なのですから!船という交通手段も観光の視点も含めて活かしてゆきたいです♪大田区全体においてのその地域の役割りを、ゾーニングし、その地域に合った景観、まちづくり、公共交通の整備を進めてゆきたいです。