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moriage55のブログ

「造形教育をもりあげる会」会員共有のブログです。造形教育や造形活動に関するちょっとした話題や出来事など、楽しくあたたかいブログにしていきたいですね。
そして、造形活動を通して子どもを育てていく教育をもりあげていきましょう。

 造形教育をもりあげる会が私の育ちの広場です。広場はオープンで人々が集まり、出会いがあり、情報や意見の交換が行われ、その都市の発展の基礎となるエリアをさします。 教育学部4年時の教育実習指導教官の相場秀夫先生にすすめられて、1973年9月、1泊2日で横須賀市のホテル三浦ケープシャトーにて第17回研究大会(185名)に参加、研究はたのしいと実感しました。「幼稚園におけるかわいくてダイナミックな実践、小学校での細部まで行き届いた指導、中学校の思春期の特性を生かした指導作品など、どの研究発表にも新鮮さがあり引きつけられました。約200人の幅広い年齢層の先生方が真剣に研究協議をし、アトラクションを楽しむ姿を見て、ますます美術教師への憧憬がつのりましたし、テーマの〈現代っ子のイメージをどう育てるか〉はその後の私の指針にもなりました」と1986年の小著に記しました。のちの歴代会長の荻原勉・佐藤元巳・佐々木孝の各先生ほか諸先輩の輝きに強い憧れを感じ、学んだことを南区公民館にて学生数人で毎土曜運営の「造形教室」に反映させて教員採用試験に合格することができました。

 1974年4月横浜市立洋光台第一中学校新任、授業実践研究の基礎をもりあげる会で学べたことが、具体的な授業展開の支えでした。1ヶ月後、救いを求めるように5月同会場の第18回研究大会(273名)に教科経営への切実な課題をもって参加。真摯な授業研究あり、たのしみながらの技術や材料用具と表現体験あり、歌い語る場ありの充実した1泊2日、授業実践研究への見通しを立てることができました。パソコンもインターネットも汎用される以前、美術教育書や美術教育ジャーナルしか研究の方法がなかった当時、造形教育をもりあげる会は公立中学校美術教育研究会・研修会以上にフレッシュなたのしい研究の広場でした。翌1975年5月第19回も同会場(267名)、多くの先輩と交流ができ、授業実践の学びも充実してきました。閉会間際に萩原先生から次期研究発表を依頼され、勇気を出して引き受けました。受動的から能動的へ、後半生へのターニングポイントでした。

(山口喜雄・のぶお