あなたが いなくなったことを


風のうわさに聞きました。


明けても暮れても あなたを探して


待ちわびて


音がするたび


窓から覗き込み


青い車を見るたび 目を凝らし


似た人を見るたび 追いかけ


悲しくて 寂しくて 途方にくれ


身体のあちこちから溢れ出てきそうな涙を


こらえながら


毎日 やっとの思いで眠りにつき


朝は おきるとすぐに


今日は連絡がないかと 何度も携帯を覗き込み


落ち込んで 疲れ果てて


もう私のことなんか 忘れてしまったのだろうと


諦めて


一人で生きてゆこうと 


腹立たしさ紛れに決心した 今朝


懐かしいあなたの名前を


風の中に見つけました 。



耳元を撫でるように やさしくて冷たい風が


あなたがいなくなったことを


私に


教えてくれました。


その時の あまりの生々しい絶望感に耐え切れず


飛び起きるように


私は やっと 


夢からさめました。


暗い谷底から 這い上がるように


夢から抜け出しました。


夢と言う事実は


私を 一瞬 安心させたものの


身体に残っている言いようもない重さは

 

もしかしたら正夢かも知れない。


これはきっと 私を覚悟させるための


神様のシュミレーションかも知れない。


そんな考えが


疑い深い 妄想癖のある私の悪い性分で


次から次へと 


雨雲のように


心の中に 広がってゆくのです。





私達は 所詮


人と人の終わりなんて所詮


いつもは 簡単に言い放つ言葉が出てこなくて


答えを 自分にいって聞かせることができなくて


どうやって自分をなだめようかと


考えて 


考えあぐねて


現実ではない夢に振り回されて


不安で 


眠れずに


朝を迎えてしまいました。

               

ーつづくー



こんな暗い小説を 暇つぶしに書いてみたいな~


と思う 今日この頃です。


下手ですけど ぷー。