りゅうの めの なみだ
大好きな絵本です。
最初に読んだのは 小学校の低学年のとき
大切にしてたのに なくしてしまって
大人になってから もう一度読みたくて 購入しました。
私は 特別な宗教を持っているわけではないが
幼い頃 読んだ数々の絵本達が
聖書のような存在だと思っている。
りゅうの めの なみだも 私にとってそういった本だ。
皆に 嫌われているりゅうを
お誕生日に呼ぶために やまへ行く少年の話
子供のころ 私は少年の勇気に感動した。
でも大人になって もう一度 読み返したとき
何故 この本が ずっと
心を捉えていたのか わかった。
それは 涙ながらに少年に言う りゅうの言葉
〔私は ただの一度もやさしい言葉をかけてもらったことはない。
だからひねくれた、 怒った、でも もう 今日からやめるのだ。〕
誰の心の中にも竜はいる。
疎んじられ 冷たくされれば
人は 竜にだって 鬼にだってなる。
わたしの中にだって 竜はいる。
怒りで心が凍りつきそうなとき
誰かを 憎んでしまいそうなとき
りゅうの この言葉を 思い出す。
人の心を溶かすのは
自分を救うのは 解き放つのは
決して 怒りや 憎しみではない。
その事を 教えてくれた、
大切な本です。
