残暑厳しいですねえ。
残暑と言うよりまだ真夏ですわね。
でも空は秋。少し夕方から気持ち涼しくなって、
日が暮れるのも早く
特に話題もないので…
生徒さんから毎日沢山のご質問を頂きますが
そのご紹介などしましょう(たまには薬膳話しないとね…)
どんなご質問もウェルカム!
基礎クラス生徒さんより
陰虚と水滞についての質問
陰虚は津液が足りてない状態、水滞は体内に余分な湿が溜まってる状態、ですが、これは同時に起こることはあるのでしょうか
→あります。考えにくい状態かと思いますが、実際あります。
どちらが重いかにより、
アプローチするべき軽重の加減が変わってきます。
陰虚は大きな意味で津液不足だけではなく、血と津液をひっくるめた 陰液不足 と言い表した方がふさわしいでしょう。
陰虚症状が重い場合、水滞も解決したいけれどあまりに利水(利尿)させすぎるするのも良くない、
水滞症状が重い場合、陰虚も解決したいけれどあまりに補陰・滋陰させすぎるのも良くないです。
大体はどちらかが顕著ですからそこから取りかかります。
「わかりやすい説明、ありがとうございます。陰虚と水滞が同時に起こると、どんな症状になるのでしょうか?」
→ 陰虚と水滞が複合的になると症状としては複雑でそれぞれの特徴が混在します。
陰虚=五心煩熱、
潮熱(午後から夜間に熱感が始まる)、
盗汗(寝汗)、口渇、咽喉乾燥、不眠、
頬紅、小便短赤(尿量減少、色が濃い)、
便秘、舌紅苔少 など
水滞=浮腫、胸悶(胸の辺りが重苦しい)、
食欲不振、便溏(軟便)、
肢体困重、舌胖苔厚𧸐など
これらが混在します。
具体的には、
・熱感があって身体がとても重だるい、
・舌は紅(紅い)で舌苔が少ないのではなく𧸐(じっとりべっとりしている)
・口渇はあるが飲もうとしても飲みたくない、などです。(陰虚のため口が乾燥しても水湿が停滞しているので飲水欲がないという矛盾した症状)
などです。
陰虚の人は体に内熱があるので、そこに水滞が重なると湿が痰飲、(濃厚ないらない水) に変化していきやすくなるため、複雑になる前にそれを防ぎたいですね。
いずれもその人その人で違う為、
滋陰する事と水湿を排除する事の加減は
詳しく診ないとわかりません。
滋陰薬、滋陰の食材はしばしば膩滞性があり、
水湿を悪化させる可能性があります。
逆に、利水化湿薬は燥性があり、陰液をさらに損なう恐れがあります。
そのため、両方の作用を適切に組み合わせ、全体のバランスを取ることが非常に重要です。
こじらす前に立て直しましょう❣️
ではまた👋