イタリア旅行 おすすめ情報サイト あなたの旅のお手伝い

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イタリア旅行は、あなたに素晴らしい体験をもたらしてくれるでしょう。「アモーレ、マンジャーレ、カンターレ (愛する、食べる、歌う)」がイタリア人のモットーなので、楽しいことが最優先! 体験をもとにしたおすすめの情報をあなたにお届けします。

・世界遺産が一番多い国、イタリアの魅力
・古代、中世、現代と息づく歴史と珠玉の街の紹介
・ツアーでは味わえない、あなただけの旅の見つけ方
・家族旅行、卒業旅行、女子旅、ひとり旅、スタイルはあなた次第
・ここが 「イタリア旅行の魅力と、おすすめ体験情報」
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 ブラーノ等はカラフルな家が立ち並んでいることで有名。かつて、海から帰ってくる漁師が自分の家を見分けられるようにしたのが始まりという。 それが今では観光客の目を十分楽しませる街作りとなっている。 気持ちまで明るくなるから不思議だよね。

 行った当日は雨が降っていたけど、傘さえあれば気にすることなく歩ける。 おそらく客引きだた思うけど、中学生の男の子がレースの店を案内してくれ、「これは高いけど、手作りなんだ」とか言いながら家族の手伝いをしている。 しつこくなかったので、こちらものんびり店を回って、「なんか買ってあげようかな。。。」と妙な慈悲心が出てしまった。

 確かにハンドメイドは一見してわかるし、繊細で美しい。 実際に作っているところを見せている女性もいた。 かつては男が漁に出ている間に女性は網の修理をしていて、それが発展してレース編みになったという。 思わず見とれたのが、天使をあしらったものカーテンレース。 両サイドにラッパを吹くような格好をして向き合うような姿が芸術的だった。

 昼食を終えて、さあ帰ろうかという時に小さな工房を見つけた。若い夫婦が営んでいるらしく、旦那がアーティストで、奥さんがセールスというコンビ。 そこで直感的に選んだ絵は、額縁までが自分で色付けしたようで、値段もそう高くはなく、島の良さをピンポイントで伝えていた。
それは5年経った今でも自宅に飾ってある。


本島へ帰る海路は、湿地が点々と広がり、野鳥が悠々と飛び、のんびりと羽を休めていた。

「車の走らない街」は現代において珍しいと思う。それも世界的に有名でありながら。。。

 かつては、都市国家として1000年に渡って栄えたベネチア共和国。 塩と魚しかなかった国が
商業でも軍事でもその名を轟かせた歴史を持っている。今では観光地として世界中から人が集まり、国際映画祭が開かれるような芸術のベネチアへと変容した。

 有名どころだけを歩くのは実にもったいない。 職人が生きる小さな店、庶民が暮らす小さな路地、黄昏時のラビリンス(迷宮)を歩くのが絶対おすすめだ。 ゴンドラの修理屋さん、手で印刷をする文房具屋さん、頑固そうな飲み屋のオヤジ、、、

 泊まるなら、小奇麗な内庭のある静かなホテルがいいと思う。朝食付きで9000円くらいからあるので、「ちょっとした非日常」を味わいたい人は是非!


 食事はいろんな店をハシゴするといいかもしれない。 居酒屋(バカロ)でワインとつまみ、
(イタリア人の声は大きく、ケンカ?と思うような会話もあったりして) 魚市場のそばで採れたての魚をメインに、デザートはサンマルコ広場あたりでエスプレッソをすすって、ミニコンサートを楽しむ。

 これがぼくのベネチアおすすめコースである。
ミラノ近郊で楽しめるところなら、コモ湖がおすすめだ。
スイスの国境に近く、夏のバカンスにはもってこいだし、ミラノから電車で
40分くらいなので、日帰りでもゆっくりできる。

コモ駅に着いたらタクシーに乗って湖へ。 山に囲まれた湖の風景はイタリア随一と
言われるだけはある。 観光船で巡れば、草原や林、荒々しい岩肌、愛らしい街、豪華な邸宅、
美しい庭園、などが次々と現れる。 船もそこここで停まって客を下ろし、乗せてゆく。

ガイドブックによれば、コモとローマの接触は紀元前196年とのこと。
争いと平和を繰り返していまに至っている。

日帰りでもいいのだが、ゆっくり味わうには数日滞在しても飽きることはない。
スケッチや写真が趣味ならばなおさらだ。 大都会と違った魅力があるので、
裕福な人たちの別荘も点在している。


そしてそして、湖だけが売りではない! フニコラーレ(登山電車)に是非乗られたし。
形が本当にそれらしいもので、急斜面をグイグイ登ってゆく。
ドアが開けば、澄んだ空気にホッと癒される。 「風が違うなー」と素直に感じる。

眼下に街と湖と山を眺めながらの食事はおいしさ倍増。 オープンテラスで気軽に入れる
おしゃれな店が数軒あるので、自分に合ったところを見つけよう。

ゆっくり散歩しながら駅まで行き、フニコラーレに揺られて湖畔へと戻る。
帰りの電車までゆとりがあれば、教会や大聖堂、バールに立ち寄ってみてはいかがかな?
ヴェローナで泊まったホテルは、場所がわかりやすく小綺麗なところだった。
家族連れも泊まれるホテルなので、高級ホテルほど気を使うようなこともない。
フロントの対応も良く、複数の客にもてきぱきと対応しているのが素晴らしいと
思う。

(個人で初めて行くなら、タクシー運転手もわからんような安ホテルは
避けたほうがいい。最低でも3つ星、かつ観光名所の近くを選べば治安もベター。)


街中観光は1日ゆっくり取ったほうがいいのはいうまでもない。大型バスで
ぐるりと回るようなとこじゃないからね。 アレーナから少し遠ざかるようにして
旧市街に行けば、中世の街並みに出会える。

大聖堂の鐘楼には登る価値あり。 青空を背景にした統一感のある町並みを
なんて表現したらいいのであろう! 時空を超えたような感覚になる。

かつて、東西を結ぶ街道と南北に流れるアディジェ川が交差することによって
栄えてきたヴェローナ。 古代・中世・現代が今ここに息づいているんだ。
 

もうひとつのおすすめは、ヴェッキオ城。
14世紀に建てられたが、映画のロケにも使えそうな立派な城壁を備えている。
市街から駅へ行く途中にあるので、帰りがけにタクシーの運転手に待っててもらえば
いいと思う。
その城壁の上を歩くことができ、弓矢か鉄砲を撃ったと思う小窓や、堀と城を結ぶ
小さい橋などもあって、歴史ファンでなくても楽しめるはず。


ちなみに、ジュリエットの家は有名すぎるので、期待していくと人ごみと落書き
に落胆するかもしれない。 
ヴェローナは、のミラノとベネチアの間にあるので、ちょっと立ち寄る
“オマケ”のようなものかと思っていたのだが、実際に訪れたらそんな思いは
ぶっ飛んでしまった。

ミラノから鉄道に乗ってヴェローナ駅にて下車。(それにしてもホームと電車の
段差空き過ぎ! バリアフリーのバの字もない。。。)

タクシーで中心街を通り抜けてアレーナ近くのホテルに向かった。北イタリアとは言え
夏の日差しは暑い。

アレーナ(円形劇場)は、古代ローマ時代には闘技場だったという。今でも収容人数2万人っていうから
その規模がうかがい知れるでしょ。現在でも世界的に有名な劇やオペラが上演されている。
当日でもチケットが買えると聞いて、即購入。あの「アイーダ」であった。

開演までは時間があるので、オープンカフェでゆっくり過ごす。 
アレーナの周りは広い広いスペースが出来ていて、気持ちまでがぐっと広がる。
ミラノがファッションだとすれば、ヴェローナはアートと言えるかもしれない。
ところどころで 奇抜でそのまま舞台に出るような衣装を来て観光客を楽しませる人達がいる。
警察官は白馬に乗って目を光らせている。



黄昏時、いよいよ舞台が幕を開ける。
古代ローマ時代と同じところで、1000年以上の時を越えて現代の我々が舞台を楽しむなんて
めったに味わえるものではない。
いい席は舞台近くでVIP専用。庶民はスタンド席だが、十分いい席だ。石の階段なので
クッションは必須だけどね。

舞台上のセットはとてつもなく大きく、屋内ではありえない。 俳優陣も100人くらいいるのでは?
と思うほどの大人数。

夜の帳(とばり)が降りるが、舞台は一層盛り上がり、夏の夜にページを刻む。