ヴェローナで泊まったホテルは、場所がわかりやすく小綺麗なところだった。
家族連れも泊まれるホテルなので、高級ホテルほど気を使うようなこともない。
フロントの対応も良く、複数の客にもてきぱきと対応しているのが素晴らしいと
思う。
(個人で初めて行くなら、タクシー運転手もわからんような安ホテルは
避けたほうがいい。最低でも3つ星、かつ観光名所の近くを選べば治安もベター。)
街中観光は1日ゆっくり取ったほうがいいのはいうまでもない。大型バスで
ぐるりと回るようなとこじゃないからね。 アレーナから少し遠ざかるようにして
旧市街に行けば、中世の街並みに出会える。
大聖堂の鐘楼には登る価値あり。 青空を背景にした統一感のある町並みを
なんて表現したらいいのであろう! 時空を超えたような感覚になる。
かつて、東西を結ぶ街道と南北に流れるアディジェ川が交差することによって
栄えてきたヴェローナ。 古代・中世・現代が今ここに息づいているんだ。
もうひとつのおすすめは、ヴェッキオ城。
14世紀に建てられたが、映画のロケにも使えそうな立派な城壁を備えている。
市街から駅へ行く途中にあるので、帰りがけにタクシーの運転手に待っててもらえば
いいと思う。
その城壁の上を歩くことができ、弓矢か鉄砲を撃ったと思う小窓や、堀と城を結ぶ
小さい橋などもあって、歴史ファンでなくても楽しめるはず。
ちなみに、ジュリエットの家は有名すぎるので、期待していくと人ごみと落書き
に落胆するかもしれない。