先生、私の隣に座っていただけませんか? | mori17さんのブログ

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「映画大好きおっさん」の映画関連

今回視聴したのは、2021年の「先生、私の隣に座っていただけませんか?」で、アマプラにて拝見しました。

 

先生、私の隣に座っていただけませんか?

 

主演は黒木華、柄本佑

 

不倫の復讐ものになるのでしょうか?

 

ある日漫画家夫婦の妻が夫の不倫に気が付いたらしく、妻が漫画で急に不倫物を描き出し、ワザと書いてる? それとも不倫に気が付いてなく、ただの偶然? といった夫ドキドキをコミカルに描き、不倫をどう決着をつけるのか?といった展開で、前半は愉快なサスペンスで進み、後半からは完全に謎要素を主体にして、オチですべてを明らかにするといった感じです。

 

黒木華は表情で魅せる、柄本佑は声色で魅せるといった感じで、柄本佑の、原因や負い目が自分にあるが故に言い返すことができない、怒ることができないといったキャラが面白く、黒木華の能面のように表情を微妙な違いで演じ分ける様はミスリードを誘い目が釘付けになり、地味かもしれませんが見ごたえがありました。

 

しかも二人だけでなく、妻の母親が出てきて、「あの子昔から○○・・・」とか、「あの子変わった・・・」とか言うもんだから、夫が余計に混乱してしまいます。

 

こういった感じで強弱をつけて分かりやすく表現しています。

 

また、実写と漫画をそれぞれ見せることで2度見せすることになり、つまりキャラの気持ちを観客にやさしく説明する手法として、さらには逆にミスリードさせる使い方もし、煽るように謎を盛り上げます。

 

ただ、それ以外にあまり見せ場がなく、黒木のキスシーンがやけに多い位しかないので、ちょっと盛り上がりに欠け、静かに着地してオチとしていました。

 

「メジャーリーグ」という作品で、不倫した旦那に復讐するため、旦那のチームメイトと不倫する嫁がいましたが、本作では、単にダブル不倫による復讐でもなく、旦那を立ち直らせたい気持ちもありつつ、旦那を奴隷化するという意味で復讐を成し遂げたということみたいですが、そんなことでスッキリするものなのか?となってしまい、いまいち共感はできませんでした。

 

何というか、表現的に夫のドギマギを優先したため、教習所のイケメン教官が、なぜ人妻との不倫に落ちてしまったのかというところが全く描かれず、「危険な情事」で描かれたように、不倫の結果、運命の出会いと思い込みストーカー化するわけでもなく、出てくる女性陣がみな不倫を肯定しすぎているところが怖いっちゃ怖いです。

 

まあ、考えようによっては冒頭のシーンから夫婦関係がギクシャクしていたのだから、スッキリできてよかったのでは?といった作品でした。(笑)

 

 

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