mori17さんのブログ

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「映画大好きおっさん」の映画関連

今回視聴したのは、2022年の「ザ・バットマン」で、アマプラにて拝見しました。

 

THE BATMAN-ザ・バットマン-(字幕版)

 

もはや「別にバットマンじゃなくてもよくね?」な感じのするリブート作品なのですが、とうとう「バットマン」という映画作品が、「名探偵コナンくん」じゃないけど、推理モノになってしまいました。(笑)

 

なんせ商品説明欄に「狂気と感情が爆発する謎解きサスペンス・アクション!」と銘打ってます。

 

というのも、バットマンことブルース・ウェインの心の闇、そして両親の心の闇、両親が死んだ理由、誰が両親を殺したのか?そういったところを推理形式で踏み込んで、実はゴッサム・シティの闇そのものの話に繋げ、さらにはあんまりお色気のないキャットウーマンが登場し、しかも彼女の過去話を絡めて、結局は黒澤監督の「天国と地獄」のような対比表現ををやりたかっただけなのか?といった作品に仕上がっています。

 

黒澤監督の「天国と地獄」は、対比表現がすごい作品で、

 

・金持ちと貧乏人

・主人と使用人

・息子の命と他人の息子の命

・金と命

・刑事と犯人

・善と悪

・成功と失敗

・終わりと再出発

 

などなど、いろんな要素をぶち込んだ傑作推理映画でした。

 

この「天国と地獄」のような対比表現を下敷きに、同様にたっぷりと対比表現を入れ込み、同様に前半と後半でやり口を変え、しかも同様に未来への展望まで入れ込んで、主人公の成長物語としてバットマン世界を描いています。

 

もはや、監督を変え、品を変え、リブートしまくる「ルパン三世」みたいな扱いになった「バットマン」ですが、続きがあるような終わり方だったので、是非続きを観たいです。

 

こんな感じです。

 

 

・猫のユーリさんの動画

 ユーリさん - YouTube

 

・猫ユーリ博士の動画

 猫ユーリ博士の「お得コーナー」 - YouTu

 

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・ショップ inasachi 2号店

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・ショップ inasachi 3号店

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今回視聴したのは、1992年の「レザボア・ドッグス」で、DVDにて拝見しました。

 

レザボア・ドッグス [DVD]

 

原題の「Reservoir Dogs」を検索すると、”掃きだめの犬たち”と出ました。

 

商品説明欄には、

 

・全世界の度肝を抜いた、鮮烈のバイオレンス。

・現代の映画は、“ここ”から始まった。
・映画の歴史を変えた最も偉大な一作。

・タランティーノ監督デビュー作。

 

などと書いてありました。

 

話の方は、宝石強盗を働いた犯人たちが計画失敗し、命からがらアジトに戻り、「今回の件は情報が流出していた」と疑心暗鬼になってもめにもめるといった話です。

 

この”疑心暗鬼”や”みんなの言う事が対立する”といった手法は、黒澤監督が70年前に「羅生門」で使った手口に似てますが、それをタランティーノ流にドキドキクライムサスペンスにした作品です。

 

その他に似たような作品としては、同年に公開された、深作監督の「いつかギラギラする日」なんてのもありましたが、タランティーノ監督が影響受けたのはそちらではなく、同じ深作監督の「仁義なき戦い」に影響を受けたと、wiki情報に載っていました。

 

ほんで本作の役柄としては、親玉2人、実行犯6人

 

ジョー:計画の立案者、最後にアジトに来た

エディー:ジョーの息子、4番目にアジトに来た

 

ホワイト:最初にオレンジと共にアジトに来る

オレンジ:お腹撃たれて重傷

ブラウン:逃走中に撃たれたらしい

ピンク:2番目にアジトに来て、裏切り者がいると騒ぐ

ブロンド:3番目にアジトに来るが、店で乱射しまくった

ブルー:行方不明(後に判明)

 

始まって直ぐの犯人たちの無駄話は、カメラワークからすると、それぞれの俳優の顔を観客に見せるのが目的かもしれませんが、はっきり役名が分からず、しかも本編に関係なさそうな話なので、観客はモヤモヤしてしまいます。

 

観終わってもう一度見直すと、各キャラの性格などを紹介しているようにも見え、しかもこの後の展開を知っているだけに計算されているように見え、2回目の方が会話をすんなり受け入れてしまいます。

 

その後、いきなり話が飛んで生き残ったメンバーがアジトに集合しながら、裏切り者がいるといった宣言がなされ、徐々に何があったのかが分っていき、誰が裏切り者なのかといった、観客に対するミスリード合戦が始まります。

 

そして、主要メンバーの過去話が入り、人となりが紹介され、そんな奴らが揃うとああなっちゃう訳も分かりだし、やがて観客にだけは裏切り者の真相が告げられ、ラストに向けて話が急展開してオチを迎えます。

 

この辺の手腕は見事で、確かに「仁義なき戦い」を知らない観客からすると、このバイオレンス感は大したもんだとなるでしょう。

 

っていうか、70年代の日本映画が築き上げた実録ヤクザのバイオレンスを知っている観客からしても、大したもんだとなりますし、センスあると思います。

 

ほんでタランティーノ監督は、「パルプ・フィクション」で「プラトーン」同様にキリスト教の「神は視ている」といった要素を入れて、神秘感を醸し出すことに成功していますが、デビュー作である本作でもキリスト教的愛を入れ、オレンジによる罪と罰、そこからホワイトに対して懺悔し贖罪とすることで、哀愁ある締めくくりに成功しています。

 

*キリスト教的愛

 ①友人の間で成り立つ友情

 ②男女間の純粋な愛

 ③家族愛

 ④自己犠牲的な愛

 

また、時系列を少し変える手法も、本作と「パルプ・フィクション」の両方でやっており、本作でやったことの進化版が「パルプ・フィクション」なのだと思わされます。

 

そういえばタランティーノ監督といえば無駄話シーンとよく言われますが、このアメリカの犯罪者によるアメリカンジョーク的な面白くないトークというのは、向こうの人たちからすると普通なのかもしれませんが、その後起こることとの落差になる訳で、タランティーノ演出からすると大事な前振り、というよりクールさなので、前菜のスープくらいの感覚で堪能したほうがいいのだと思います。

 

けど、合わない人には合わないので、無理せず観賞してください。

 

私の場合は、監督のバイオレンスのセンスが好きで、映画館で観ても、家庭での大型TVで観ても迫力があり楽しめるのですが、無駄話含め、1回見終わったらもう一度見たくなるので、タランティーノ監督の作品は、もしかしたら映画館で観るより、すぐ再トライができる家で観る方が、楽しさが伝わるのかもしれません。

 

こんな感じでした。

 

 

・猫のユーリさんの動画

 ユーリさん - YouTube

 

・猫ユーリ博士の動画

 猫ユーリ博士の「お得コーナー」 - YouTu

 

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・ショップ inasachi 3号店

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今回視聴したのは、2014年の「96時間 レクイエム」で、アマプラにて拝見しました。

 

96時間/レクイエム (字幕版)

 

主演はリーアム・ニーソンです。

 

前作、前前作と違って、今回は主人公が住むアメリカでの、しかもご近所アクションなせいか、主人公に緊迫感が少なく、あの必至感が味わえませんでした。

 

変わりに真犯人は誰だ的なサスペンス要素を入れて、ミスリードを誘ってハラハラさせてきます。

 

そしてこのハラハラに対し、警察側にチェスの駒を持った頭脳派刑事の活躍で対比とし、バランスを取るためなのか、部下のポンコツ刑事たちのポンコツぶりも入っています。

 

例えば、女子トイレに侵入し、無防備で用を足しているJDの姿を露わにするなどです。

 

また、なるべく主人公が人に向かって銃を発射しぶち殺すシーンも無くし、父と娘の絆を強く取り扱い、十代でも規制なく見れそうな、いろいろな配慮をしていることが伺かがえます。

 

その配慮のお陰で、シリーズ的にパワーダウンしてしまい、取り返すべくアクションの表現で、コマ割り秒数を短くし、やや下からのアングルでカメラを揺らしながら、どんどんシーンを切り替えることで、観客も何が起きているのか分からなくするぐらい早くし、話の進行を進めます。

 

進行が早いと、観客もじっくり推理する間がありませんから、後はとにかく進めて、そろそろかなといったタイミングで、誰かが話を整理するセリフを入れ込みます。

 

これでフォローもばっちりなので、観客もそれなりな満足感が得られるという訳です。

 

んで止めに、悪が滅びて、アメリカ人大好きな家族愛でまとめてフィニッシュです。

 

てな感じなのですが、正直、日本人には物足りなかったです。

 

もうシリーズものだからなのか、出てくるメンツの深堀表現が底をついてほぼ皆無になり、ものすごく簡単な説明で誤魔化している為か、キャラ達に魅力がなく、こういった手抜きが物足りなさに繋がっています。

 

どういうキャラかの上辺説明よりも、人間の内面のぐちゃぐちゃした闇の部分とか、何に対して執念を持っているとか、逆に何をさり気なくできるとか、そういった個としての、人としてを見せてほしいです。

 

例えば、別の作品の話ですが、主人公のガールフレンドと主人公の姉との会話中に、主人公の子供の頃の話をインサートするだけでは上辺トークで終わります。

 

しかし、その会話の後に、主人公が今も子供のころと変わらず悩みながら葛藤している様をショッキングにして入れれば、主人公の深堀りになります。

 

しかも、彼女と姉が一緒に風呂に入るサービスカットでの会話にすれば、満点です。(笑)

 

いやここが大事かもしれません!

 

っていうか、よくあるパターンですが、敵キャラに魅力がなさすぎです。

 

敵キャラが上手く描けないと、こういった作品はどうしても面白くなくなります。

 

どうも、アメリカの家族向けにシフトしてしまって、シリーズの良いところが消えてしまうとは、ハッキリ言って失敗ですね。

 

ただ、暇つぶしにはなるので、まあいいかといった感じです。

 

 

・猫のユーリさんの動画

 ユーリさん - YouTube

 

・猫ユーリ博士の動画

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今回視聴したのは、2024年の「ビーキーパー」で、アマプラにて拝見しました。

 

ビーキーパー

 

主演:ジェイソンステイサム

 

相変わらずのジェイソンステイサムが無双する映画ですが、やっぱり物凄い数の相手をぶちのめしていきます。

 

シュワルツネッガーの映画「コマンドー」のベネットに相当する奴が本作にもいるのですが、劇中で一回だけそいつにケガを負わされる以外は、ピンチらしいピンチもなく、余裕でザコキャラたちをやっつけていきます。

 

中盤までは、とにかく流れるように、とにかく分かりやすく余計なシーンを極力入れず話が進んでいくため、正直面白いです。

 

ほんで今回の敵役ですが、なんとオレオレ詐欺団で、そこのボスがアメリカ大統領の息子で、元CIA長官などの多くの権力者たちに守られており、苦戦をするのかと思っていたら、全く苦戦することもなく、先ほども書きましたが唯一最後ら辺でケガをするくらいで、でもケガぐらいでは大したこともなく、普通に無双し続けるといった作りになっています。

 

因みに原題の「The Beekeeper」とは養蜂家のことで、ジェイソンステイサムは養蜂家を演じています。

 

養蜂家とはミツバチの面倒をみて蜂と良いお付き合いをする人だそうで、この場合のミツバチとは国民のことで、国民と良いお付き合いをし、国民にあだなす敵を排除するのが役目とのこと。

 

ほんで、このあだなす敵とは、ミツバチで言えばスズメバチであり、国民で言う敵とは社会の秩序を破壊する害虫、つまりテロリストといった事になります。

 

但し、ミツバチには面白い習性があって、女王バチがいまいちよくなければ、種の存続のためオスのミツバチによって排除されるといったことがあるそうで、本作では女性大統領がイマイチの場合、養蜂家によって排除されるといった展開になる訳です。

 

と、このように順番に下っ端の害虫から駆除していき、徐々に幹部害虫を駆除して、やがてはトップを駆除するといった流れになります。

 

アクションの方は、短いカットをカメラを揺らしながらスピーディーに撮影し、それを編集でどんどん繋ぎ、物凄いスピーディーさを出しています。

 

とにかくものすごい人数に囲まれても無双状態を続けるので、日本の時代劇の剣劇の殺陣みたいになっており、360度で大人数に囲まれて、それを見ている観客も「今だ!後ろから攻撃しろ!」と声になりそうになる訳で、しかしいろんなアングルの短いカット割りがスピーディー過ぎて、ツッコミを言わせないといった感じになっています。

 

まあ、野暮なことは言わずに、「すげーなー」なんて思いながら見るのが正解な映画です。

 

後、面白かったのが、オレオレ詐欺の手口を、とにかく克明に分かりやすく描いており、「こうやって騙されるのか」ってな感じで、世の年寄りに見せておいたほうが良いとも思える分かりやすさでした。

 

また、ぶっ飛んだ女の刺客と闘うシーンなどで、日本のアニメの手法を取り入れてましたし、最近こうゆうのが増えたなってのが素直な感想です。

 

まあ、四の五の言わずに暇なら見ておいて損はないというか、物凄く良い暇つぶしになる作品です。

 

こんな感じです。

 

 

・猫のユーリさんの動画

 ユーリさん - YouTube

 

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今回視聴したのは、2024年の「侍タイムトリッパー」で、アマプラにて拝見しました。

 

侍タイムスリッパー

 

この映画、自主制作で時代劇を作ったら、日本アカデミー賞の最優秀作品賞を取ってしまったでござるといった作品です。

 

しかも普通なら、自主制作で時代劇を作るなんて言ったら、「金かかるからやめなさい」と言われるところを、「脚本が面白いから協力します」と業界に後押しされたとか。

 

これがこの作品の運命だったようです。

 

内容の方は、商品説明欄によると「幕末の会津藩士・高坂新左衛門が、長州藩士を襲撃した夜、落雷によって現代の京都の時代劇撮影所にタイムスリップしてしまい、「斬られ役」として生きていくという時代劇コメディ」となっています。

 

実はこの映画、映画業界あるあるでもあり、時代劇撮影所の裏側も描いており、見ている途中で、「鎌田行進曲」を思い出しました。

 

本作の核となる話としては、縁もゆかりもない場所に、突然放り出された人間が、その場所、時代にどうやって溶け込んでいくかといったドラマ性、そして未来へ行った人間に対し、過去が追っかけてくることで因縁の相手とどう向き合うか、つまり自分の生き方であるアイデンティティとの戦いであり、武士道がどういう結論を出すのかも描いています。

 

この辺の因縁の2人ですが、2人とも過去に追っかけられ、それぞれが苦悩しており、その過去と現在の状況に対し罪と罰を感じながら不思議な縁にかられ、また2人とも酒に逃げたりしながらもお互いが補完し合うという、かなり凝ったシチュエーションにしています。

 

だからこその決着の付け方が真剣勝負だったという訳です。

 

というより、幕末という時代で雌雄を決していたという背景は、現代の時代劇というカテゴリーの衰退に掛け合わせて描いており、しかもどちらかが勝ちどちらかが負けるからこそ、真剣であるからこその物語であり、精一杯生きるといった人間性を醸し出しています。

 

また、役者が役に気持ちを入れることで役に深みが出るといったシーンがありますが、ここから不甲斐ない自分という気持ちを、「決してこの気持ちは軽くないんだ、重いんだ」といった重みに変えるため、軽い竹光から、重量のある日本刀の真剣を持つという重量感、つまり重みと掛け合わせることで、観客がよりスムースに感情移入するといった仕掛けが施されています。

 

そしてこういった緊迫感だけでは息が詰まるので、いい塩梅で、不器用な武士のLOVE模様も取り上げており、しかも初っ端登場する、村田左之助という如何にもお笑い要員の活躍も見逃せないといったオチ作りになっています。

 

因みにこの作品で一番良かったのは、全ての殺陣シーンです。

 

ここ30年来の作品で、これほど王道な殺陣シーンに魅入った映画はこれだけではないでしょうか。

 

特に最後の因縁の対決の緊張感と言ったら、とにかく魅入ってしまいました。

 

伊達に、東映京都撮影所が全面協力しただけのことはありますし、恐らく監督が時代劇に特別な愛を持っていたのだと思います。

 

っていうか、殺陣シーンのカット割りがかなりカッコいい作りになっており、これからの時代劇作品のお手本になるのではないでしょうか。

 

といろいろ書きましたが、最後にこの映画の総評を記しておきます。

 

それは本作では、悩みながらもお互いが己の信ずる道を精一杯生きたという、青春映画のような描き方をしており、観客に向かって「今の時代を精一杯生きよう」というメッセージを発しているところが、全ての世代が共感するところで、是非とも観てほしい一本であるという作品です。

 

こんな感じでした。

 

 

・猫のユーリさんの動画

 ユーリさん - YouTube

 

・猫ユーリ博士の動画

 猫ユーリ博士の「お得コーナー」 - YouTu

 

・ショップ inasachi 1号店

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・ショップ inasachi 2号店

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・ショップ inasachi 3号店

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