mori17さんのブログ

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「映画大好きおっさん」の映画関連

今回視聴したのは、2023年の「劇場版 SPY×FAMILY code:White」で、アマプラにて拝見しました。

 

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White

 

面白いと激推しされたので観てみました。

 

結果、とてもうまく作っており、日本人が大好きな設定がてんこ盛りの内容で、テンポ感もよく、最後まで楽しめました。

 

多分、女の人が好きそうな感じでしょうか。

 

TVシリーズと違って、さすがに映画ともなると、どうしてもTV以上に盛り上がらないといけないので、クライマックスを時間をかけて描いています。

 

また、「SPY×FAMILY」を知らない人のために、冒頭からナレーションを入れて、物語の説明がてら主要人物のプチエピソードを描き、そこから映画用のエピソードが始まります。

 

基本は、旦那の裏の仕事がメインで、そこに嫁の勘違いネタが被さり、そして娘のボケとツッコミがミニコント形式で絡み進んでいきます。

 

ほんで忘れてはいけないのが、他のおもしろキャラ達が入れてくるちゃちゃで、それもしっかり入り、ツボを外すことなく娘の変顔で落とすを繰り返しながら、ある事を描きます。

 

それは何かというと家族の絆とでもいうのか、しかも、犬まで入れた、家族4人のほのぼのを念入りに描いており、さらには尺稼ぎに夫婦のときめきや、子供の頑張りも多めに入っています。

 

当然、表の顔と裏の顔をそれぞれが持って、それを崩壊させないように奮闘する絆もしっかり描いており、この辺は偽物というか、仮面家族が将来本物の家族になるといった予感を感じさせる作りになっています。

 

こういうのに日本人は弱いですから、それぞれのときめきポイントで共感してもらう作りになっています。

 

ほんで今回は、「クレヨンしんちゃん」に対抗しているのか、エンディングに小さいアニメが挿入されており、面白いかはともかく、エンディング後のオチまでがんばっており、っていうか、本編でスカトロネタが投入されて、「えっ、大丈夫?」といったギリギリを責めていました。(笑)

 

さらには、飼い犬がレストランの外で待たされる場面では、「ちょっとかわいそう」と思っていたら、店員のお姉さんにご飯をもらうなど、まるで私の心の声を聴いたのではないかといったシーンが挿入されており、観客に対して先回りした表現には関心でした。

 

特にお気に入りは、クライマックスの飛行艇と飛行機の戦いからの潜入といった展開や、娘と兵士の追っかけっこなどで、「未来少年コナン」、「ルパン三世」と、それぞれオマージュを感じる表現が多く、面白かったです。

 

と、こんな感じでほめてばかりですが、クライマックスで嫁と戦った人間兵器「F」って、正直そこまで尺を取らなくても、といった感じはしましたが、家族それぞれが活躍してタイミングを合わせなくてはいけないでしょうから、こんなもんという事にしておきます。

 

さてさて、それでは今回のMVPを発表しますが、今回は、やっぱり娘の変顔に致します。

 

これが見たくて本作を見たような気がします。

 

でも、ちょっと多すぎでしたけど・・・

 

こんな感じでした。

 

 

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 ユーリさん - YouTube

 

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今回視聴したのは、2011年の「マージン・コール」で、アマプラにて拝見しました。

 

マージン・コール(字幕版)

 

原題は「Margin Call」で、金融用語で「追証請求」を意味するそうで、これは、投資家が証券の信用取引を行う際、委託証拠金が相場の変動によって必要額より不足した場合に、追加しなければならない証拠金を言うそうです。

 

信用取引とは、投資家が証券会社から資金や株式を借りて行う取引のことを指し、これにより、投資家は自己資金以上の取引を行うことができます。

 

つまり、借金してでも証券取引をしようってことで、利益が出なければ、借金地獄ってことでしょうか?

 

ハイリスクハイリターンな所行ですね。

 

ほんでこの映画は、サブプライムローンの積極的証券化を推進したリーマン・ブラザーズ投資銀行が、リーマンショックを引き起こす直前を描いた映画らしいです。

 

2000年代当時、アメリカでは家を持ちたいという人が数多くおり、そこに市場があると見込みを付け、それならローンを組んでもらおうという事になり、しかし、家が欲しいといった数多くの人たちは、年収の低い人たちが多かったため、普通ならローンの審査に通らないのですが、この審査をゆるゆるにして、ローンを組ませました。

 

この審査ゆるゆるで住宅を担保にしたローンのことを、サブプライムローンと言います。

 

すると住宅ローンの債権である、金銭を受け取る権利が高利回りで人気を得て、多くの投資家たちがそうした商品を買っていました。

 

それにしても、なぜこんな無謀なローン商品を作ったかというと、「住宅の価格が値上がりし続ける」という信念のもとに企画されたもので、ローンが滞っても、価値が上がり続ける家を差し押さえるので、損はしないという考えでした。

 

ほんで実際にやっていくと、2004年頃から金利が上がり、そうなると返済金額も上昇するので、当然ですが、本当にローン返済が滞り、差し押さえた家が市場に過剰供給されたため、家の価格が下がって上がらなくなり、差し押さえた家を売って補填しようにも補填できず、すると住宅ローンの債権も価値が下がり、皆が手放そうとします。

 

すると借金までして信用取引していた人たちの証拠金に対し、マージン・コールが発生しまくる訳で、それが重なり、とうとうリーマン・ブラザーズ投資銀行は、2008年9月に、64兆円の負債を抱え経営破綻します。

 

こうなるとリーマン・ブラザーズだけでなく、市場の信用が低下し、世界連鎖的な信用収縮による金融危機が起こり、株が大暴落しました。

 

これがリーマンショック(アメリカ住宅バブル)です。

 

因みに、アメリカでは住宅市場の大暴落と企業の倒産により、自宅や職を失う人々が大量発生。

 

一方で、金融危機の原因を作った投資銀行や保険会社は、税金である公的資金で救われ、役員は1億円以上のボーナスを手にしています。

 

リーマンショックの直前に、数学を使って回避した話として、金融工学の「ブラック・ショールズ理論」があり、これはリスク管理やヘッジングに役立ち、リーマンショックの際には、この理論を使ってリスクを回避しようとする動きがありました。

 

もしかして、本編で解雇対象となったエリックが、アナリストのピーターに「用心しろよ」と、意味深な言葉を残して手渡したUSBメモリーの内容が、これだったのかもしれませんね。

 

ほんで本作としては、エリックから託されたピーターの、このUSB解析によって、会社が保有する不動産担保債権(MBS)の大幅下落が示唆され、このままではわが社は倒産してしまう事に役員が気が付き、経済的に崖っぷちだけれどもどうしようと思いついたのが、道徳的にはよろしくないといった手法で、要するに、世の中が気づいていない内に、ヤバい債権を徹底的に売って売って売りまくって、自分たちだけは逃げ切ろうというものでした。

 

取りあえず、映画内では倒産の危機は免れましたが、実際の話ではオチがあり、結局、会社は倒産してしまいます。

 

なんというか、極限状態に陥った人たち、しかも金に群がるウォール街の企業ですから、葛藤しながらもある結論にたどり着き、そして突き進み、いろいろと切り捨てることで危機回避するその様は、かなり怖かったです。

 

爽快感というものはなく、かといって全く嫌なものを見せられたかというとそうでもなく、恐らく原因としては、日本と違って、ある日突然「あなたはクビです」といった話ではあるものの、最後のもうひと踏ん張りにより、それなりの保証(2008年、140万ドル+130万ドル=2.7億円)がもらえるといった救済処置があるといったところが、本作を見ている観客に謎の安心感を与えたためではないでしょうか。

 

そう考えると、お金って重要なのだと考えさせられます。

 

こんな感じでした。

 

 

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今回視聴したのは、1986年の「処刑ライダー(The Wraith)」で、アマプラにて拝見しました。

 

処刑ライダー (字幕版) (The Wraith)

 

原題は「The Wraith」で、意味をネット検索すると、「幽霊」や「亡霊」を意味し、特に復讐や未練を持つ霊的存在を指すとのこと。

 

商品説明欄には、「もう許せない!悪いやつは目ざわりだ!700馬力のハイパワーを秘めたマシーンと暴走集団の凄まじい戦い!」なんて書いてありました。

 

ストーリーとしては、バイクに乗ったジェイクが、ふらりと街に現れたところから始まり、その日から、謎の人物(処刑ライダー)が、不良たちを公道レースに誘い込み、漆黒のハイパー・スポーツカーで、次々抹殺していくといった感じです。

 

「ヘブンリーキッド」や「アメリカングラフティ」に出てきた、アメリカ田舎町の若者たちと不良を集めて、そこに「ザ・カー」と「どろろ」の要素を入れた感じに仕上がっています。

 

主な登場人物としては、

 

ジェイク:謎の人物

ケリー:ヒロイン

ビリー:ジェイミーの弟

ジェイミー:ビリーの兄

 

パッカード:悪の親玉

スカンク:悪モブ

ガット:悪モブ

オギー:悪モブ

ミンティー:悪モブ

 

ラグ:メカニック

ルーミース:保安官

 

こんな感じです。

 

この映画ですが、結構、車が主張してくる映画でして、GMのコルベットとHONDAのバイクを除けば、多くのクライスラー車が出てきます。

 

その中でも処刑ライダーが乗るのが、クライスラーとダッジのロゴの入ったスペシャルモデルで、どうも当時のコンセプトカー辺りを使ったようです。

 

ダッジ・m4s( に対する画像結果.サイズ: 243 x 150。ソース: rafaelgalindo.com

 

とにかく冒頭で、このマシーンとフルフェイスに革ジャン男が不可思議な力とともに出現するので、「ナイトライダー」と「マッドマックス」を混ぜたような風貌に、ヤバい奴だと観客は認識させられます。

 

呼吸音が「ダースベイダー」と同じなのが引っ掛かりますが、問題ありません。(笑)

 

ほんで、地元のかなり悪めの暴走族が、無理矢理レースを吹っ掛け、ダーティな方法で車を巻き上げるといった悪行が紹介され、その後、一本道をバイクに乗ってジェイクが街に現れます。

 

この登場の仕方ですが、陽炎の中、ビックリするくらいアップダウンする田舎の一本道をバイクで走っているのですが、実はこの道路、よっぽどスタッフに気に入られたようで、ラストにも登場します。

 

その2つの対比が何を意味するのかも楽しんでください。

 

ほんで、この暴走族たちですが、過去にケリーと恋仲であるジェイミーを殺しており、理由はこの暴走族のボスであるパッカードはケリーのストーカーであり、ケリーに手は出さないものの、「ケリーはオレの女だ!」と日ごろから触れ回っており、ストーカー行為の一環としてジェイミーを殺したのでした。

 

しかも証拠がないため事故死として処理されており、こんな感じで保安官に目は付けられてはいるものの、やりたい放題で、街の若者たちから煙たがられていました。

 

そんなある日、ジェイクと名乗る謎の男が現れ、しかも直ぐにケリーへちょっかいを出し始めたもんだから、パッカードはイラつきます。

 

と、同時に漆黒のハイパー・スポーツカーが現れ始め、不良たちを次々と公道レースに誘い込み、謎の力で順番に抹殺していきます。

 

一体この漆黒の車を運転しているのは誰なのか?

 

なかなかあらわさない正体に、暴走族メンバーも保安官も躍起になって探し回ります。

 

そうこうしている内に、この暴走族を狙った犯行に、保安官がジェイミー殺しと何か関係があるのではないかと勘繰り始め、ジェイミーの弟だったジミーをも巻き込んで、最後のバトルへと話が進んでいきます。

 

因みにこの謎ライダーですが、体中に骨延長手術で使うような治具が取り付けられており、不良一人をヤルごとにこれが外されていき、まるで「どろろ」のように、肉体を取り戻すような表現が成されます。

 

骨延長手術 に対する画像結果.サイズ: 120 x 150。ソース: osaka.hosp.go.jp

 

また、漆黒の車vs不良による公道レース、漆黒の車vsパトカーでの戦いで、漆黒の車のチート能力が、「ザ・カー」のようで、とても楽しめる作りになっています。

 

ただ、ひとつ残念と言えば、スカンクとガットの二人組が、「隠し砦の三悪人」の太平と又七や、「スターウォーズ」のC3-POとR2D2のようなコンビにしたかったようですけど、いまいち空回りしてしまったことです。

 

その二人の見た目の不良性から、突然の笑いコントへの落差が大きすぎたのだと思いますが、うまく伝わらず、「ポリスアカデミー」のように全編パロディーなら、本作のコント演技に落差が生じなかったのかもしれません。

 

しかしアルコールネタなど頑張ってたし、特に二人の爆死シーンが余りの凄まじさに鳥肌が立つレベルで、終わり良ければ総て良しという訳で、この二人にMVPを差し上げることといたします。

 

こんな感じでした。

 

 

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今回視聴したのは、2023年の「ガンズ・アンド・キラーズ」で、BSにて拝見しました。

 

ガンズ・アンド・キラーズ に対する画像結果

 

原題は「The Old Way」で、意味は「昔のやり方」だそうです。

 

ほんで本作は、「勇気ある追跡(1969年)」と「許されざる者(1992年)」を足して、そこにサイコパス要素を入れて、2で割ったような作品になっています。

 

今回のニコラス・ケイジは、かつて凄腕ガンマンとして悪名を轟かせましたが、結婚して引退し、一人娘を設け、雑貨屋を営んでいるといった役どころです。

 

なので冒頭で、過去の凄腕ガンマンぶりが描かれますが、対峙した相手を、子供が見ている前で射殺してしまい、20年後にその子供に復讐されるという展開になります。

 

ほんでニコラスの性格ですが、感情はなく、ややぶっきら棒に相手の話に答えるような変な感じで、そのサイコパスな感じは、最初は奇妙に思えていましたが、中盤でその意味が分かります。

 

嫁は明るく、ハキハキして、ニコラスを導くような感じで話をします。

 

娘はニコラスに懐いておらず、かなり賢いのだけれども、ややニコラスに近い、サイコパスな扱いずらい感じの子供です。

 

こんな三人ですが、うまくやっており、そんなある日事件が起こります。

 

それは、ニコラスと娘が街に出かけ、嫁が一人で洗濯物を取り込もうとしている時、謎のガンマンたちがやってきて、嫁を殺してしまいます。

 

実はニコラスに復讐を果たすために訪れたのですが、ニコラス憎しのため、まずは本人にではなく、家族に手を出すといった、かなり悪意のあるヤバい復讐をやってしまいます。

 

因みにこの嫁ですが、ガンマンたちから、ニコラスに対する復讐であることを伝えられると、ニコラスがめちゃくちゃヤバい奴だからやめておけと警告するくらいですから、ニコラスの無法ぶりを知っていて結婚したようで、しかもそのニコラスを自由に扱えるのですから、どんな凄い人やねんって感じです。

 

っていうか、この辺は映画として、静かにキリスト教要素を入れ込んでいます。

 

というのも嫁の役どころですが、かつての悪名轟くガンマンを受入れ、改心させたのですから、まるで神から使わされた使途の様でもあり、先ほどのガンマンたちに対する警告も、「プラトーン(1986年)」に出てきた聖書の一説のようで、神からの警告のように感じます。

 

んで、殺された嫁の仇として、親子で復讐の旅に出るのですが、この娘もどこかおかしい女の子で、ニコラスほどではないものの、その片鱗が徐々に描かれていきます。

 

この辺は、父と娘で旅を進めていく内に、サイコパスな父を賢い娘が観察し、それに対する疑問を父に問い、そして父から回答を得るといったことを繰り返し、謎のサイコパスキャッチボールが、お互いのギクシャクを徐々に解消していく感じで描かれます。

 

まあ、なんというか、恐怖を感じないといった偏りから、笑い方や泣き方が分からない、つまり他人の気持ちが分からないという訳ですから、見た目はサイコパスっぽい2人によるコントといった感じで、そんな二人ですが、2人で野営をしながらニコラスの心の感情が爆発するシーンが、本作の見所の一つとなります。

 

また、相手の4人組のリーダーもサイコパスな奴で、サイコパス祭りで話がラストに向かって進んでいきます。

 

ほんで復讐物っていうのは、成就すれば相手が死に、失敗すればこちらが死ぬという性格を持っており、しかもサイコパス同士の戦いですから、果たしてどういう決着をつけるのか? そのラストで、サイコパスであるニコラスケイジが、最後の最後で娘にあることを教えるのですが、それが親子愛であり、それは2人が本当に分かり合えた瞬間で、また、嫁から旦那、そして旦那から娘へ家族愛という名のリレーが成就した瞬間でもあります。

 

家族愛はキリスト教における隣人愛であり、キリスト教倫理の根本原理なのですが、そこはサイコパス父娘ですから、冒頭の父同様に、娘もお金に関してサイコパスなオチが炸裂して物語を締めています。

 

中々、シャレの利いたというか、アメリカらしく「昔の方法」を成し遂げた、プラグマティズム炸裂の最後で、かなり楽しめた作品です。

 

こんな感じでした。

 

 

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今回視聴したのは、2013年の「バトルフロント」で、地上波で拝見しました。

 

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主演:ジェイソン・ステイサム

 

原作は小説で、題名は「Homefront」だそうで、この言葉は、「家庭の前線」や「国内の戦線」を意味し、国内での努力や支援活動を指すそうで、さらには戦時中の家庭やコミュニティの重要性を強調するために使われることが多いそうです。

 

ほんでこの物語は、元麻薬潜入捜査官のフィル・ブローカーが、娘マディと共に新しい生活を始めるために引っ越した町で、麻薬密売人との対立に巻き込まれるストーリーです。

 

どういう風に巻き込まれるかというと、主人公親子は、南部の田舎町に引っ越してきたのですが、アメリカ映画あるあるの、引っ越し先の住民は、非常に保守的というか地域ルールの中で生きており、よそ者にはなかなか心を開かない訳で、そんな中で、娘マディが転校早々、男の子のテディからイジられてしまい、娘マディはテディに2回警告するも、テディはさらなる暴挙に出たので、父親に教わった護身術でケチョンケチョンにしたところ、意外とヒデブ状態になり、そうなるとテディの親が怒鳴り込んできて、その騒ぎで学校に呼び出された父フィルは、テディ親と揉めてしまいます。

 

相手の父親ジミーの方は思ったより怒ってはいないものの、マディが謝らないため、母親キャシーの方がおかしいくらいに怒り狂い、保安官が仲裁に入るも、キャシーがジミーをけしかけたため、イヤイヤのジミーとフィルがケンカになり、というか、一瞬でフィルに肩を決められ、ジミーはダウンしてしまいます。

 

ここで出てくるセリフが、「子供の前でなんてことを!」というセリフで、「刺激が強い暴力を子供に見せてはいけない」という意味と、「自分の子供の前で親が倒される」という2重の意味で相手側はショックを受けたのでした。

 

また、ますます怒り狂うキャシーですが、一応、保安官の忠告に従い、解散となります。

 

つまり、絶対に揉め事を起こしてはいけない南部の人たちと、揉め事になってしまった訳です。

 

ほんでここで「Homefront」の意味を思い出してください。

 

「家庭やコミュニティの重要性」を主題にしている作品ですから、絶対に地域間でもめてはいけません。

 

なのに、それを破ったもんだから、物語的にフラグが立ってしまい、怒り狂ったキャシーが、この辺で麻薬を一手に製造している兄貴に、カタキを討つように話を持って行きます。

 

実はこの兄妹、麻薬を摂取しており、特にキャシーの方は、少し禁断症状が出かかっていたため、それであれだけ怒り狂ったという訳でした。

 

んで、ここからはこの兄貴ゲイターが悪だくみを発動し、フィルとマディ父娘に災難が振りかかります。

 

一方でフィルは、学校のカウンセラーに相談したところ、地域に溶け込むためにマディの誕生日会を開催することになり、あのいじめっ子親子も招待して、そこで娘マディーが、いじめっ子のテディに謝ったところ、よく見るとカワイイマディの魅力にイチコロなテディはデレデレになり、っていうか、あれだけ怒り狂っていたキャシーまでもが豹変し、「あれ、この子いい子じゃね?」となって、しかもキャシーは「フィルって禿げてるけど男前じゃね?」ってことでモジモジし始め、地域間紛争は見事解決に至ります。

 

正直、「なんじゃこりゃ!テディちょろいぞ!」、さらにはキャシーが女の顔になるとやけに可愛くなり、「いいぞ、このままフィルと不倫しやがれ!」なんて思いましたが、実はキャシーは田舎特有の閉塞感から闇を抱えており、それにより麻薬に手を出し、感情が不安定だったという訳で、優しくされると当然そうなるのですが、母親の不安定さには息子のテディとしては心を痛めるわけで、後にこの辺の更なるエピソードが明らかになってきます。

 

一方そのころゲイターの方はというと、フィルとマディ父娘が留守の間に、フィルの家に侵入し、嫌がらせにウサギのぬいぐるみを奪取します。

 

さらには、飼い猫のキティまでも誘拐し、自分の家で飼い始めます、っていうか猫のキティも素直にゲイターの家に住んじゃうって、「どういうことなの?」って感じです。(笑)

 

ほんでゲイターの嫌がらせはこれだけでは収まらず、この後大変な事になるのですが、この辺はご自分の眼でお確かめください。

 

ほんでこの映画は、「Homefront」なので「家庭やコミュニティの重要性」を描いており、当然、物語ですから何らかのトラブルが発生し、それは要するにご近所トラブルな訳で、そしてジェイソン・ステイサムが主演なものですから、結局、ただのご近所トラブルにならず、彼の無双ぶりがグイグイ出てしまい、「これじゃ戦争だよ!」ってレベルのご近所トラブルに発展してしまいます。

 

因みに、嫁のキャシーに引っかき回されてるジミーとテディ父子ですが、特にテディが夜、ベッドの上で、キャシーの揉め事を聞かされているシーンは、思わずもらい泣きしそうになりました。

 

とっ、こんな感じで、ご近所トラブルだけでなく、家族の揉め事も、もっと丹念に描いた方が面白かったと思うのですが、今回は手短にしており、代わりにフィルとマディ父娘に花を持たして、話を締めていました。

 

本作は、ブルース・ウィリスの「シン・オブ・アメリカ(2021年)」と、のニコラス・ケイジの「グランド・ジョー(2013年)」を足して2で割ったような映画でして、そういえば「イージー☆ライダー」でも、南部の田舎の閉そく感のようなものを描いた名作は多く、今も昔もアメリカあるあるなのだと感じる作品なのでした。

 

というわけで、本作のMVPを決めたいのですが、今回は、アメリカ映画あるあるから、①いじめっ子テディの小太り具合と、②フィルの友人のティードの小太り具合、③フィルが潜入捜査した時のロン毛姿の3つにします。

 

この①と②の2人、とてもいいキャラでして、如何にもといった感じで、過去のアメリカ映画に何度となく登場したキャラでして、正直、2人がそれぞれ出てきた時、思わずニャっとしてしまいました。

 

③については、初めて見るジェイソン・ステイサムのロン毛ですが、想像するに、シルベスター・スタローンが脚本を担当しており、「ジェイソン・ステイサムが主演か、禿てんな、せや! ロン毛にしたろ!」ってな感じで実現したに違いありません。

 

そういう意味ではスタローンってエンターテイナーだなと、物凄く楽しめることができました。(笑)

 

こんな感じでした。

 

 

・猫のユーリさんの動画

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