人間とは何なのか、どう生きるのか  フランクル その557 | 希望の持てる日本社会に 横浜村塾 by 愛の経営参謀

希望の持てる日本社会に 横浜村塾 by 愛の経営参謀

人生は経営、そして、企業経営も根っこは同じ、
人生の真理を求めて、経営する
すると結果がついてくるのです
世の中のお役に立つことが基本です。
利他の心で、感謝の心で、学んで良き知恵にして行動です。

 


 

日本ブログ村、経営に登録、日本を元気にするために

下記クリック応援お願い致します。

 

にほんブログ村 経営ブログへ

 

にほんブログ村 いいねだけの方も、是非ぽちっと応援お願いです。

日本ブログ村、経営部門に登録、自然と共生、
モノ、形の時代から、心の時代に入っています。
環境大変化の時代、世の中が大きく変わる。

 

誰もが世に役立つ運命を持っている、それを見つけて

まず家族の為、そして、社会のために生きる。

シンプルですが大切なことです。

 

このブログ、「希望の持てる日本社会に」にとしました。

 

日本には素敵な「和の心」があります、利他の心で、

奉仕の心で対応すること、すると、周り回って自分に

返ってくるのです、求めるのでなく自然となんです。







日本に生まれて感謝です。
世界中で最も多く読まれている本、
そのベスト10に入る、
その題名は「夜と霧」、
フランクル氏との出会い、
何とも素晴らしいです。
強制収容所の劣悪な環境で生き延びたフランクル氏、
どんな状況でも未来を信じて、
今日の出会いは、

人間とは何なのか、どう生きるのか」です。
フランクル その557


心理学者の著者がドイツのアウシュビッツ収容所での体験を記した手記。

極めて冷静で客観的な視点からの体験記になっています。前記事の『野

火』同様に、生命の保証、自身の精神が破綻しない保証が無い状況下で

著者は「人間は何故生に執着するのか?人間らしくいようとするのか?

そもそも人間とは何なのか?何故存在するのか?」という根本的な問い

に行き着きます。他の何かから自身の全存在を脅かされる、強奪されか

ねないような体験。

自分はこれ以上無い極限の状況だと思います。中でも待つ恐怖ほど恐ろ

しいモノは無いと思っています。死んでしまえば、破綻してしまえば、

その時点から恐怖から解放されるのだから。『夜と霧』の中に「他者の

精神が破綻する様子に皆、恐怖した。自身が破綻したならば、もう怯え

ることは無いのだから」…その様な一節が書かれています。フランクル

自身、この収容所での体験を余すことなく記録すること、ある種の使命

感を持つことで辛うじて支えられていたんじゃないか?そんな気がしま

す。

単にフランクルが強靭な精神の持ち主だったのかもしれません。どちら

にしろ、人間は最も弱い生き物です。強さを知らずに強さを美徳と考え

ることは、その裏返しに感じます。少なくとも今現在、自分から見える

世界では、弱い人間がいないと、いなければ造り出さないとバランスが

保てないように見えます。「人間ズルいぐらいがちょうど良い」…勘違

いしないようにしたいです。