町田宗鳳 その655  勝者の奢り | 希望の持てる日本社会に 横浜村塾 by 愛の経営参謀

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人生は経営、そして、企業経営も根っこは同じ、
人生の真理を求めて、経営する
すると結果がついてくるのです
世の中のお役に立つことが基本です。
利他の心で、感謝の心で、学んで良き知恵にして行動です。

 

 

 

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モノ、形の時代から、心の時代に入っています。
環境大変化の時代、世の中が大きく変わる。

 

誰もが世に役立つ運命を持っている、それを見つけて

まず家族の為、そして、社会のために生きる。

シンプルですが大切なことです。

 

このブログ、「希望の持てる日本社会に」にとしました。

 

日本には素敵な「和の心」があります、利他の心で、

奉仕の心で対応すること、すると、周り回って自分に

返ってくるのです、求めるのでなく自然となんです。

 



このブログは経営ブログ、
日本の経営をどうするか、
幕末の時代、吉田松陰は何とも素敵な指導者でした。
平成の吉田松陰はどこにいる、
やっと見つけました。
いろいろ経験されておられる町田先生、

このブログは経営ブログ、
日本ではまだまだ知られていない町田氏、
大きな目で見ることが大切な時代です。
町田先生の心意気、素晴らしいですね。
町田先生のお話、
連続で学んでみたいものですね。

平成の吉田松陰、
町田宗鳳(SOHO)氏、
素晴しい方です。
皆で学んで、行動する時、
素晴らしい学びはワクワク感が一杯です。



<平成の松陰に学ぼう>

町田宗鳳 その655 勝者の奢り

 

 

 

 川勝平太氏とは彼が国際日本文化研究センター教授の時から面識がある。

互いに京都人であることと、海外の大学で博士号を取得してきたことは共

通しているが、どこを切り取っても泥臭い私とは対照的に、いつもダンデ

ィで頭の切れる典型的エリートだった。『美の文明論』のように彼の啓蒙

的な思想に大いに共感し、学者としても尊敬してきた。知事になられた後

も超多忙の中、「ありがとう寺」にわざわざ来られ、私と三時間も対談し

て行かれた。互いに書簡を交わすことも何度かあったし、私の本の帯に推

薦文を書いてもらったこともある。

 

熱海で土石流災害が起きた時、「行政の長として現実的な対処だけではな

く、祈りが欠かせない。就寝前にでも県民の平穏を祈る時間をもってほし

い」と伝えた時は返信がなかった。私はリニア不要論者だが、彼は昔から

リニア推進論者だった。その彼がリニア工事を不明瞭な言説で阻止し、国

や他県を敵に回し始めた頃から、私は疑念を抱くようになった。総論で賛

成、各論で断固反対というのは矛盾しているが、真相は意外と単純で、大

票田であるスズキの鈴木修相談役(リニアに反対)に忖度していたようだ。

 

その後、人の尊厳を無視したような失言も続いた。知事の強引さについて

いけず、静岡県庁には自殺者が多いと聞いたこともある。幼少期から陽の

当たる道だけを勝者として歩んできたせいか、弱者への思いやりに欠ける

のだろう。先見の明を生かして県政に貢献もされてきたはずだが、ただの

駄々っ子知事のように報道されるようになったのは、彼の不徳のいたすと

ころと言わざるを得ない。

 

知事辞職後、彼は軽井沢の自宅で得意の執筆に専念するのだろうが、まず

は驕慢の炎を消すことを学んでほしい。ところでリニア推進論者は南海ト

ラフなどで太平洋側のインフラが遮断された時、補完的役割を果たすとい

うが、別にリニアでなくても、新幹線や高速道路の拡充など代替策がある

はずだ。美しい山河を傷つけてまで、電磁波満載の鉄道で人間を大量輸送

するというのは納得できない。ここまで莫大な国家予算を注ぎ込んできた

以上、中止はあり得ないが、「日本よ、大丈夫か」と思わず呟いてしまう。