道歌 その22 昨日まで 食らふ御恩は 忘るとも 今日食う事は 忘れざりける | 希望の持てる日本社会に 横浜村塾 by 愛の経営参謀

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人生は経営、そして、企業経営も根っこは同じ、
人生の真理を求めて、経営する
すると結果がついてくるのです
世の中のお役に立つことが基本です。
利他の心で、感謝の心で、学んで良き知恵にして行動です。

 

 

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モノ、形の時代から、心の時代に入っています。
この混迷の時代、世の中が大きく変わる。

このブログでも心の時代に入ったことをより意識して、

情報発信したいと思います。

日本には素敵な「和の心」があります、利他の心で、

奉仕の心で対応することなんです。まず家族から
調和・協調・感謝・報恩です。このブログの講師の方々

の生き方が、それを感じさせてくれます。

道歌 その22 昨日まで 食らふ御恩は 忘るとも 今日食う事は 忘れざりける

先人たちがのこした道徳的和歌である、「道歌(みちうた)」。人生の岐路に立ったとき、

あなたを導く道歌に、日本人の心の原点がある! 「道歌」とは?歴史上の先人たちが、生

きる知恵や心得を和歌の形でのこしたメッセージ。

 

陰陽思想から真理をさぐる

世の中、すべての出来事は一面でなく、陰陽両面で成り立っています。これを説くのが

2500以上前に中国で表された陰陽思想というもので、森羅万象、宇宙都のありとあら

ゆる事物を様々な観点から陰と陽の二つのカテゴリーに分類する思想のことです。

 

それに加えて、日本の道歌、菜根譚など中国の本がなぜ中国に育っていないのか、そこ

で、日本の道歌から更なる人生を生きるための教訓、企業経営の在り方を学んでみたい

と考えています。

 

道歌(どうか)は、道徳的な、または教訓的な短歌をいう。様々な体験から出た世智

であり、訓戒である。昔から日本人に親しまれている。

 

道を教える道歌とは、随分古い時代からあった。最初から道歌として作ったものと、

普通の短歌を道歌として借用する場合がある。借用する場合文句が変化することもあ

る。短歌は日本人の口調に適し、暗誦しやすいので親しまれた。道歌そのものは以前

から作られていたが、室町時代につくられた運歩色葉集という辞典に道歌という字が

あったという。江戸時代の心学者が盛んに道歌を作った。その後道歌が盛んになった。

 

道歌

昨日まで 食らふ御恩は 忘るとも 今日食う事は 忘れざりける

 

あの有名な二宮尊徳も、恩についてこのようなう歌を詠んでいます。頂いた恩は忘れ

てしまうのに、今日食べることは忘れないものだ、という意味です。受けた恩という

ものは、かくも忘れやすいものなのです。親の恩が良い例でしょう。私たちは、親か

ら受ける恩になかなか気づきません。そして、自分が親になってようやく、親から数

えきれない程の恵みをいただいていたのだと思い当たるのです。