希望の持てる教育制度の確立 その3  | 希望の持てる日本社会に 横浜村塾 by 愛の経営参謀

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人生は経営、そして、企業経営も根っこは同じ、
人生の真理を求めて、経営する
すると結果がついてくるのです
世の中のお役に立つことが基本です。
利他の心で、感謝の心で、学んで良き知恵にして行動です。

 

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モノ、形の時代から、心の時代に入っています。
この混迷の時代、世の中が大きく変わる。

このブログでも心の時代に入ったことをより意識して、

情報発信したいと思います。

日本には素敵な「和の心」があります、利他の心で、

奉仕の心で対応することなんです。まず家族から
調和・協調・感謝・報恩です。このブログの講師の方々

の生き方が、それを感じさせてくれます。

 

 

 

希望の持てる教育制度の確立こそ、今一番重要な事 その3 

 

混迷の時代に日本の生きる道、愛の経営参謀として提案です。シンプルに二つです。

一つは社会の最少単位である家庭の経営、そしてのその基盤をなす「教育」です。

 

今回は教育問題、日本には伝統ある素晴らしい道が出来ていました。今回は空海の

提唱した学校制度です。この制度があったからこそ、寺子屋制度など、江戸時代に

は世界でNO.1の識字率の国があったのです。

 

庶民層の知識・道徳を育んだ全国1万を数えた寺子屋

 民間教育の興隆という面からみれば、何といっても注目すべきは江戸時代です。

そして、その両翼を担ったのは、「寺子屋」および「私塾」です。寺子屋、私塾

の総数は公立の学校である諸藩の藩校よりはるかに多く、その分布も全国にわた

っていました。
 江戸時代は長い平和の下、町人層の社会的進出が目覚しく、また農村も商業化

の波にあらわれて、文字を知ることが庶民の日常生活に欠かせなくなってきまし

た。寺小屋はそんな時代的要求に基づいて自然発生的に開設されたもので、幕末

には江戸だけで1000余り、全国だとおよそ10,000の寺子屋が数えられたといい

ます。
 寺子屋での授業は「習字」と「読書」が中心でしたが、「手習い読む」ことを

通し、庶民が社会生活を営んでいくうえで必要な知識や道徳も、自ずから習得で

きるしかけになっていたということも、決して見落としてはならない点です。寺

子屋は当時の世界でも最も完成度の高い民間の初等教育機関だったといえます。

商人塾「懐徳堂」
 懐徳堂の活動の歴史は①江戸時代の懐徳堂(1724~1869年)②重建(ちょうけん)

懐徳堂(1916~45年)③戦後の懐徳堂の3期に分けられます。

<江戸時代の懐徳堂>

1724年、豪商5人の出資で商人の学塾「懐徳堂」設立

 寺子屋の隆盛が時代を被っていた江戸時代。日本にまだ組織的・体系的な「学

校」が少なかったころ、大坂では五井持軒(ごいじけん)の漢学塾や平野郷の含翠

堂(がんすいどう)など、好学と自治の風を伝える学校が存在し、他とは違う大坂

の学問的基盤を形成していました。
 こうした前史を受け、江戸時代後期、現在の大阪市の中心部に大坂商人たちが

ユニークな学問所を設立しました。「懐徳堂(かいとくどう)」です。享保9年

(1724年)、大坂の豪商たち、三星屋武右衛門・富永芳春(道明寺屋吉左右衛門)・

舟橋屋四郎右衛門・備前屋吉兵衛・鴻池又四郎の「五同志」と称される5人が

出資し、三宅石庵を学主に迎えて、船場の尼ヶ崎町一丁目(現在の大阪市中央区

今橋四丁目)に設立したのが懐徳堂でした。

身分制に捉われない、進取の気風に富んだ懐徳堂

 懐徳堂は五同志を中心とする同志会の醵金やその運用益によって経営されま

した。また、学則に相当する定書(さだめがき)・定約(ていやく)類からは学費・

聴講・席次などについて、身分制の当時としてはかなり自由な精神で臨んでい

たことが分かります。受講生の謝礼(受講料)は五節句ごとに銀一匁(もんめ)ま

たは二匁ずつ、また貧苦の者は「紙一折、筆一対」でもよいという緩やかなも

のでした。学びたい者は、商人はじめ身分は問わず、受講料も負担できる範囲

で収めればいいという、進取の気風に富んだ、極めて幅広い住民に開かれた学

塾だったことが分かります。

貴賎貧富を問わず、自律・自助の精神目指す

 懐徳堂教育のあり方を示す代表的な定書「宝暦八年(1758年)定書」には「書

生の交わりは、貴賎貧富を論ぜず、同輩と為すべき事」という著名な規定が記

されています。総じて、学校側からの高圧的な規定はなく、学生相互の自律・

自助を勧める内容となっています。士農工商の身分制社会が厳然としてあった

時代に、実に素晴らしい精神で運営されていたのです。

 

教育の基本は、読み・書き・そろばん、江戸時代の寺子屋制度、この時代に世

界でトップクラスの識字率を誇った日本、改めて認識して、感謝です。

 

今の教育制度、学校のみならず、塾があるシステム、しかし、本来の大切な教

育制度とは思えません。大学までいっても非正規、生活できない。結婚できな

い。偏差値一辺倒の教育制度であってはなりません。