経営計画書 その21 古川益一 経営戦略とは「戦うことではなく、結果を先に決定すること」とは | 希望の持てる日本社会に 横浜村塾 by 愛の経営参謀

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横浜村塾は、現代社会において誰もが自分の可能性を最大限に引き出せる場所を提供することを目的としています。地域の人々が集まり、学び合い、協力し合うことで、希望に満ちた未来を創造します。

 

 

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モノ、形の時代から、心の時代に入っています。
この混迷の時代、世の中が大きく変わる。

このブログでも心の時代に入ったことをより意識して、

情報発信したいと思います。

日本には素敵な「和の心」があります、利他の心で、

奉仕の心で対応することなんです。まず家族から
調和・協調・感謝・報恩です。このブログの講師の方々

の生き方が、それを感じさせてくれます。

 

 

 

再建コンサルタント

古川 益一

再建コンサルタントとして、参百社以上を再建またご自身の倒産の経験、

まだまだ、古川氏を知らない方々、今回のコロナ危機で多くの経営者が、

大変な時代、是非、古川氏の経営の真理を学んで下さい。

 

私は、脱サラ後25歳で起業してより、25年間連続黒字経営を誇りなが

らも、平成12年、51歳である事件により倒産しました。倒産後、次の人

生設計を考える間もなく、友人、知人から様々な相談が寄せられ、いつ

の間にか再建コンサルタントとして忙しい毎日を送るようになり、今日ま

での18年間で相談件数は個人、会社を含め300件を超すほど忙しい

毎日を送らせて頂いております。

 

そして、経営の真理を探究する仲間たちの意欲あふれる学習記録を

Q&Aとして、これから連載します。

 

尚、活動中の「日本社長経営大学」は「経営の樹を育てる会」へと移行

しました。新しいホームページも出来ました。自信を持ってお勧めします。

本物の経営が学べます。私のブログも連名で見れるようになっています。

興味のある方は、「経営の樹を育てる会」と検索して見て下さい。

 

経営の大樹を育てる

辛くても 悲しくても 我慢して 強い人間になれ

杉のように100年200年風雪に耐えて育てよ

耐えて生きればこそ やがて花が咲く

立派な真の経営者になれ

 

風雪に耐え、地中に地中にいっかりと根を張り、幹に栄養を送り、幹は

枝分かれし、それぞれ葉を茂らせ花を咲かす、その様な大樹です。

 

経営の樹を育てる

 

経営は、苗木を風雪に耐え抜く大樹に育てる如くである

 

”会社経営は大樹に育てること”

 

会社経営というものを様々な方が論じておりますが、「会社経営はこう

あるべきだ」と一言で言うことは難しいものです。

 

本書では”会社経営は一本の大樹に育てること”と定義したいと思います。

例えるなら、花は目立たなくとも、大地に根を張る針葉樹のイメージで

す。「風雪に耐え、地中にしっかりと根を張り、幹に栄養を送り、幹は

枝分かれし、それぞれ葉を茂らせ花を咲かす」そのように大樹です。

 

大樹には、日差しが強い時は木陰を求めて、雨が降る時は雨宿りに人が

集まります。そのように、人々が救い求め集まってくるような大樹をイ

メージすると取り組みやすいものと思います。

 

第二章 経営計画書

 

経営計画書とは、会社の設計図です。経営計画書を作らないで経営して

いる会社が何と多いことか? いつも不安な思いをしております。

 

新築する時、設計図なしに家は出来ません。なぜか? それは多くの職

人さん達の手によって建てられるからです。言わば多くの人達の合作に

より、家は作られます。その為には、関わる人たち全員が理解できる共

通の設計図面が必要とされるからです。

 

経営も全く同じです。計画書は定められた書き方によって作られていま

す。多くの人の協力をいただくためには当然のことです。

 

経営計画書の作成は経営者としてスタートする時に最初に取り組まなけ

ればならない必須の仕事です。受講者には必ず、自身で作成出来るよう

になるまで、質疑応答を繰り返し、マスターしていただいております。

 

経営計画書 その21 古川益一 経営戦略とは「戦うことではなく、結果を先に決定することにより・・・・・」とお話ししましたが、「結果を先に決定する」とは、どういうことでしょうか?

 

戦略とは、読んで字のごとく”戦いを略す”ことであり、経営方針を具体

的に実行することが経営戦略です。

 

経営は、多くの関係者の協力を必要とします。関係者との調和を図るこ

とを公益性と言い、その調和を果たすことを対境責任と言います。

 

その結果を果たすには、計画そのものに狂いが生じることは許されませ

ん。つまり、戦略的思考と言い、結果を予測、確定した上で、眼の前の

出来事を修正し導いていく考え方です。

 

この考え方は、再建計画において最も重要な考え方になります。拙書

「経営再建」をご覧ください。経営再建の方法として善意総和型再建

方法と再建事例45例を掲載しました。

 

<経営計画書チェックポイント>

・売上   つねに2~3カ月先の営業計画が立てられていること。

・売上利益 仕事の着手前に予算書が完成、結果を事前にチェックで

      きること

・人件費  売上利益に占める人件費の比率(労働分配率)を常に

      チェックできること

・販管費  ムダ・ムリ・ムラの三ムを常にチェックしている習慣が

      あること

・ヒトの問題 社員一人一人の働き甲斐に気を配り、改革している

       こと

・モノの問題 仕入先、協力業者とのコミュニケーションが、常に

       円滑であること

・カネの問題 2~3カ月先までの資金繰り表が用意してあり、い

       つでも資金調達が可能になっていること

 

このようなことが、自然に行われる習慣を作る必要があるものと思

います。ありがとうございます。