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企画屋うっちゃんのブログ

日本は元気ぜよ!企画屋稼業で出会った素晴らしいアーティストの話

「すこし、仕事の話」が面白いとメールをいただき、おだてると木に登るタイプの私は、またまた、仕事の話を書いてみます。
今回は、ちょこっと長くなりました。降りる駅を乗り過ごさないでください。

「会社で大切なのは創造力」というテーマで、ある社長の苦悩と機会喪失、そして、新たな試みのドキュメント物語です。
私の好きなドラマ「ルーズベルトゲーム」みたくそんなに劇的でも、ドラマチックではないですが、
実はこれ、会社だけでなく、学校でも、チームでも、劇団でも・・参考になる話です。たぶん・・。
では、ドキュメント物語をはじめます。
今回は、仏の内村が、こびっと「社長、なにやってんだ!」の怒りを込めて書きます。
じぇじぇじぇ・・・、なんだ・・・、なんだ・・・。あの丸顔のサンタの内村が、怒るとどんな顔になるんだ・・と、サンタがオオカミになるのか~と、私の友人たちにはそっちの興味が駆け巡りそう・・です。
大丈夫です、オオカミにはなりません。吠えたりしません。
もう、私はそこには居ません、千の風になっていますから・・・。ん、どこかで聞いたフレーズですね。
ちなみに、この替え歌「業界の風」というのを創って歌ったことあります。
さて、怒りの元凶は、600名の社員を路頭に迷わせることになるかもしれない社長さんのことです。
600名の社員ということは、家族を含めたら2000人近い人たちを路頭に迷わせることになります。
グループ企業7社を含めたら、もっと多くなる。
ことの経過を、大好きな番組だったプロジェクトx風にドキュメント物語にまとめてみました。
このプロジェクトxの番組、名も知らぬ現場の人たちの決断と努力に、勉強させていただき、いつも涙し拍手喝采をしていました。プロデューサーの今井さんに頑張ってもらい、企業戦士だけじゃなく、様々な分野で新たな想像力で試みをしている人を取材する番組として復活してほしいと願うばかりです。
ちなみにプロジェクトX風ドキュメンタリーの手法は、私が企画する企業コンベンションで成功事例ドキュメント映像でよく使います。映像は、言葉より100倍の訴求効果がありますので、ドキュメントは
、感動と共に参加者のビジネスの参考になるのです。
あ、また、話がそれてしまいました、企画講義でもいつも脱線するのがわたしの癖なので、今日はできるだけ脱線しないように・・とします。
さて、本題です。
事の発端は社長からの一本の電話だった。
久しぶりの電話だった。
(なんかNa田口トモロウさんみたいな出だしです。)
「会社厳しいんだ、すこし話聞いてもらえないかな」
「え、大手のコンサルタント会社と契約して、業績が回復しているときいていましたが・・・」
「最初はよかった、希望退職も、在庫整理も、新規販路も開拓して、業績が好転した、銀行の新規融資も受けられた。でも、三年前までだ。」
「三年前に何があったのですか・・」
次の日、朝一番に出社する社員に交じって、社長室へ出向いた。
そこは、かって口角泡を飛ばして会社の未来を語っていた部屋だった。
エレベーターの中で、会社が以前と違うことに気が付いた。
空気がピリピリしていたのである。
以前は、朝一番の明るい挨拶と昨日の飲み会の話とか、昨日のサッカー試合の話とか・・が飛び交い笑顔だった。
じつに空気が明るくおおらかだった。
今は、その雰囲気が無かった。
たぶん、社員も会社の危機を肌で感じているのだろう・・と察した。
そして、これは、社長の言うとおり会社の末期なのかもしれないと感じた。
社長のデスクに懐かしい企画書が開いてあった。
私が、ある調査の報告書として書いた「会社の未来企画書」だった。
最初の一ページにはたった一行「会社で一番大切なのは、創造力」と大きく書いたものだった。
社長が五年ぶりにこの企画書を読んで、電話をかけてきたことを知った。
「〇〇さん、どうしたんですか」(私は相手を肩書で呼ばないのです、親しみがでるので)
「この企画書に書いてあった、未来への留意点と同じことが、今起こりつつある。」
未来企画書に書いたことは、一番大切な創造力を育てていかないと未来はどうなるかという予測であった。
「企業活動の停滞から衰退へ」
「販路の縮小から自然消滅へ」
「後発から吸収・乗っ取り」・・・・
私があえて衝撃的な言葉でインパクトを強く書いてあった。
当時は、業績が良かっただけに、だれもそれが現実になるとは思っていなかった。
だから、この提言はだれにも注目せず、経営コンサルトが緻密に計算した「経営改革案」が優先された。
私も、ここに途中までは参画していたが、小学生時代より数字の羅列が苦手なので、自然とフェードアウトした。
さすがに大手経営コンサルタント指導は、創業来初めての「経営改革案」もうまく推移し、業績も持ち直した・・と聞いて安心していた。
それから三年、突然未来企画書の提言の懸念が現実となった。
話を最初に戻して始めようと思う。、
事の発端は、社長がこれ面白いからうちの会社でやって見てよ・・ということからはじまった。
「会社の創造力」調査とは、「会社の輝きの木」という私が勝手に考えたシートを使って「この会社の創造力」を図ってみるゲームのようなもの。

三本のリンゴの木に、一年ごとに社員が創造した企画、プロジェクト、改善、福利厚生、広告・・なんでも記入してリンゴの木を果実いっぱいにしていくゲーム。
実はゲームという安心感で、そこに書かれることは本音や真実に近いのです。
社長室で、社長と秘書室、経営企画部の雄姿とワイワイと創造のりんごの木を仕上げていった。
で、この会社の出来上がった創造の木の三年分を壁に張り出して見比べると一目でわかることがあるのです。
それは、創造の果実が年々減っているということ・・・。
でも、みんなは、会社の業績が良い時代だったので果実がすこしくらい減っていても会社の危機になるとは・・との実感がなかったみたい。
そこで深刻な問題を発見した、社長のところに上がってきた企画書が年々少なくなり、三年目には、なんと八本だけしか見ていない・・ということ。
これに私は絶句した。じぇじぇ、600名も社員いるのに、社長室に上がってくる企画書がたったこれだけー・・と。
この「なぜこんなに少ないの」という疑問から輝きの木を見ていくと、この会社が「創造動脈硬化」をおこしていることがみえてきたのです。
だからたとえ業績が回復していても、未来は厳しいとの警告のつもりで「未来企画書」を提出したのです。
私は経営コンサルトではないので経営指標の分析はしない、というよりよくわからない。数学苦手なんです。
だから数字が飛び交う経営は餅屋にまかせて私は「会社の創造力」という観点で会社の今の力と未来の力を分析して予想していくのです。
それも、できるだけ社員が参加できるワクワク参加型ゲームでやってもらいます。
分析はプランナーとして20年以上創造の現場にいた直感とヒラメキだけで分析するのです。
たぶん、各方面の専門家から、そんな分析でいいの・・。
もっと難しい理論とかをベースにしないの~と叫び声が聞こえてきそうです。
ま、経営はそうかもしれませんが、創造力は方程式はないですから直感とヒラメキでいいんです。
私の勝手な直感とヒラメキの分析結果、不思議と心配が当たると大変なことになり、外れるとお客様に愛される会社に成長することが多いのです。
私はメタボなので、よくお医者さんから「ちゃんと健康管理しないと動脈硬化おこすよ」と脅され、一日一万歩歩きなさい、キャベツを食べなさい、アンパン控えなさい・・と言われます。
人間の体は複雑なメカニズムですがその活動の基本は血管によって運ばれる血液が支えています。
会社も同じなんです。
会社の組織は、トップ、ミドル、ローというピラミッド構造です。
そして、この組織に「ボトムダウン血管」(上から下へのコミュニケーション血管)と「ボトムアップの血管」(下から上へのコミュニケーション血管)という二本の太い血管があるのです。
この二本の血管が詰まったり、折れたり、破断していたら「創造動脈硬化」が起こるのです。
この会社の「輝きの木」に張り付けられたリンゴの木のメモを見ていくと、一年間で企画書・提案書を何本書きましたか・・のところに書かれた数字を平均すると、一人一年間で「4.5本」は書いているのです。多い人で20本(部署にもよると思いますが・・)という人もいます。
これは、私の知る限り、ちょっと少ないですがでも平均的です。
単純計算して600名の社員がいて、その中で企画書・提案書を書くアクティブな社員が100名いたとすれば、年間450本の企画書・提案書が社長のデスクに積みあがってくるはずなのです。
でも、社長は八本しか見ていない・・ということ。
もうお分かりですよね、完全な「創造動脈硬化」なんです。それも重症なんです。
何が重症になるかって・・。それは、会社のために徹夜して書いた企画書・提案書をでした社員の気持ちになれば一目です。何日たってもなしのつぶて、せめて不許可ならその理由でも・・それもない。
でもやっぱり会社のためになるのだから、じゃもう一回書いてみるか・・と書いても・・なしのつぶて。
こうなると、社員の落胆は倍増、モチベーション下がり不信感につながっていく・・俺は大切にされてないな・・・と。。
そうなると、もっと自分を大切にしてくれるところへと転職も考えてしまう悪循環へ。
企画書・提案書を書く社員は、会社にとっても貴重な未来の財産のはずが・・・。
八本しか企画書・提案書をみていない社長が、貴重な人材を自ら手放すことになっているのです。
ましてや、何百人もの社員が「自分は大切にされていないな」とネガティブ指向に陥ってしまうのです。
では、どうすれば・・、答えはすごく単純です。
「450本の企画書すべてを見て、社長本人がコメントを返すのです。
たったそれだけで、上記のネガティブ思考が払しょくされ、モチベートされるのです。」
上の
悪循環の反対のことを考えればいいのです。
社員渾身の企画書に、社長からコメントがあった。たったそれだけで、自分は大切にされていると感じます。そして、次も、次も企画書を出し始めます。

そして、その企画書が採用、
製品化されたり、業務改善につながれば、大胆な報奨制度をもうけて発案者・形にしたチーム社員全員へ利益を還元すればいいのです。
450本も目を通すのが大変だなぁ・・と社長は言いました。
大丈夫です、企画書は最初の三分間目を通すだけで、そのコンセプトと狙いが把握できます。
それで、使える・使えないの判断ができるものなのです。
それでも大変だあ・・とおもう場合は、社内でフォーマットを統一すればいいのです。
それもA43枚以内にまとめること・・と。
社長との専用の
メールポストにいれてもらえれば、社長はいつでも、ゴルフの行き帰り、人に言えない別宅でも、タブレットで見ることができます。
そして、返信できます。
これには、もう一つの会社の成長を促進する側面があるのです。
社長の役割には「井の中の人を育てる」という役割があります。
会社に長年いると、会社の視野になってしまいます。
その井の中から、大海に目を向けられる視野を持つ人を育てなくては、会社の成長は止まってしまいます。
それが、会社の中で大胆に実行できるのが社長なのです。

さて、後日談、その後、社長の会社は、希望退職者を募り、600名が400名となりました。
そして、なんとか、会社は保っています。
社長の楽しみは「社員の企画書をタブレットで開くこと」そして、「社長室に社員を読んで企画会議をすること」になりました。
そこから、様々な製品のアイデアが形になりつつあります。
今、社長室の創造のリンゴの木には、真っ赤な創造の実が一杯成っています。
今後が楽しみなのです。
何も会社だけでないのです、創造の木は活力の源なのです。
尾崎紀世
彦さんの「また逢う
日まで」曲が
流れてきました。
それでは「すこし、仕事の話」の執筆を終えます。
また、お会いできる日まで・・・。
長文を読んでいただきありがとうございました。 
プランナー内村。


暑い中、ふぅふぅいいながら屋根裏を整理していたら、懐かしいイラストが出てきた。
ある雑誌に、内村溪(私のペンネーム)の「車とバイクと音楽と・・」だったかなぁという題名で、ショートショートの恋愛小説を連載していた時の、ついでに私が書いたさし絵のイラスト写真です。
ショート小説は、データも掲載雑誌もなくてわからないけど、イラストの記録があったとは・・懐かしい。
ここのところずーと暑い日々がつづいているので、涼しくなるイラストを掲載します。
好きな物語と音楽をイメージしてくださいね。
私は、クリストファークロスのセイリングかなあ・・。



先日、おせっかいのススメ著者で、笑顔のおせっかい協会を推進している高橋恵さんと
明治大学の学生で、笑顔のおせっかい大学選手権の学生リーダーの間地さんと、
美味しいランチを食べながら創造会をしました。
美味しいものを食べると頭が働く私は、「ゴミ拾いは日本の未来だぁ」と閃きました。
それが、恵さんが書いた「ゴミ拾いマーケティングリサーチ」「日本の未来」の言葉となりました。
このアイデア掲出していただいて感謝です。
「え、なんでゴミ拾いがマーケティングリサーチ」になるの、
「なんで日本の未来につながるの」と、
みーんな思っているでしょうから補足説明しますね。
極論からすると「風が吹けば桶屋が儲かる」の理論と同じなんです。
「ゴミ拾いすれば、にっほんの未来を救うアイデアが生まれる」ことになるんです。
はい、もうちょっとまじめに学者の先生らしくマーケティング説明しますね。
一応、大学の教壇にもちょこっと立っているので。
エへん!大学の先生ってここで咳払いしそうだよね。
広告・イベント業界の企画稼業の端くれである私から見ると、
街に落ちているごみは個人の消費行動のデータそのものなんです。
そのデータをこのように分析していくとアイデアが見えてくるのです。
STEP①ゴミ拾いという「情報収集」
街に落ちているごみはいっぱいあります。
ファーストフードのごみ、販促のチラシ、タバコ、空き缶、傘、ハンカチ、札束(これはあったらいいな)。などなど・・
このゴミを分別しながら仕分けしていくと、見えてくるものがあります。
STEP②なぜ落ちいてるのだろう、どこに多く落ちているのだろうの「情報分析」
ゴミの中から情報分析すると疑問がわいてきます。
例えば、街で一杯販促のツールが配られているのに、ある大きさのチラシは、いっぱい捨てられる。
でも、捨てられない販促ツールがある。何だろう?
それは、ティッシュ、試供品。
とうことは、手配りの販促ツールは、チラシ広告タイプはすぐに捨てられる、ポットティッシュサイズで
お土産がついているものは持ち帰る・・という分析。
もともとこれは、ポケット効果といって販促ツールの定番でもあります。
例えば、裏道にたばこの吸い殻がやたら多いという事実。
これは何故か。会社でも店でも道路でも吸えなくなっている現実。でも、お昼を食べたら一服吸いたい。
となると、裏道に入って缶コーヒーを買ってグイッとのんで、一服という行動心理に結び付くのです。
でもね、これは、すごく危険なことなんです。火事になっちゃいますから・・。
ということは、吸殻が多い裏道をマッピングと分析することで、吸殻を減らす方策が見えてくるのです。
STEP③「②の情報分析」から生まれた「これがあったら便利という、企画・開発」
例えば、持ち帰って貰う確率が高い販促ツールの企画
「ごみに捨てられない販促ツールアイデア」
例えば、裏路地タバコポイ捨てを防止と火事防止対策の
「人を感知すると音声で注意する告知付裏路地吸殻消し」
例えば 吸った人が積極的に吸殻をきれい処理する
「吸殻一本で商店街クーポンがでてくる吸殻入れ」
※これ空き缶にも応用できそう・・。
ゴミ拾いから、いっぱい、いっぱいアイデアが生まれてきます。
それも、企業が一番欲しがっている、現場からの「あったらいいなアイデア」なんです。
「ゴミ拾いは、日本の未来につながるマーケットリサーチ」の理論をシンプルに書きました。
というか、学者じゃないので、このようにしか書けませんが、理解していただけましたでしょうか。
ちなみに続きがあって、③のアイデアが生まれたら、そのあとは、ゴミ拾いのデータ分析から生まれた
「あったらいいな商品をつくってください」と企業にプレゼンしに行くのです。
現場が欲しがっている製品づくりは、企業も興味を示します。
またまた続きがあって、これは、就活にも使えるのです。
ちなみに私は就活の模擬面接のオブザーバーをしたことがあるので、模擬面接風に書きます。
面接官「あなたが、大学で活動してきた一番誇りに思っていることは・・」
学生「はい、私の誇りは、中野の街でゴミ拾いをし、そのゴミを分析しリサーチしました。
例えば、なぜで路地裏でタバコのポイ捨てが多いのか、それを防止す為に有効な商品は何かを企画立案し、
実際に企業にプレゼンしました」
面接官「ほほ~、おもしろいね。ゴミから商品のアイデアが生まれたのですか、それはどんな商品ですか」
学生「はい、それは、二つあります。路地裏は暗いので音声と照明付で注意する吸殻入れです。
    もう一つは、もっと積極的に煙草を吸った人を吸殻を自ら処理するという行動ギフトを付けた吸殻入れです。
    吸殻を一本入れると商店街のクーポンがででくるアイデアです。
    実は、この応用で空き缶のポイ捨て防止も商品企画しました」
といって、試作プロダクトの写真・イラストを見せるのです。
私が企業の面接官だったら・・、この学生を採用するだろうな。
ここまできちんとカタチにできる学生なら企業に入っても戦力になると判断できるのです。
というわけで、「ゴミ拾いは、街の美化にも、リサイクルにも、就活にも、日本の未来にも役立つ活動なのです」
笑顔のおせっかい協会の進めている「ゴミ拾いマーケティングリサーチ」に学生さんたちどんどん参加してくれたらいいな。
ゴミ拾いの中から日本の未来に残せる製品を創るのは、あなたかもしれませんから。
ちなみに「笑顔のおせっかい大学選手権」でも、同じような活動をしてプレゼンテーションするイベントを開催予定です。
こちらにも、学生仲間とチームをつくって参加しよう!社会貢献の中から日本の未来をつくる製品アイデアをプレゼンしよう! 
結局長文になってしまいました・・、お読みいただきありがとうございました。内村