四日市市では、現在、近鉄四日市駅周辺からJR四日市駅までの中央通りを中心とした約1.6kmのエリアを対象に、『中心市街地再開発プロジェクト』を進めています。

 

 近鉄四日市駅西側の中央通りの工事は既に完了しており、現在は市民公園のリニューアル工事に入っています。

 

 一方で、近鉄四日市駅東側においては、当プロジェクトの核となる、国直轄事業として実施されるバスターミナル事業『バスタ四日市』や象徴的な円形デッキとなるペデストリアンデッキの工事が本格化しています。

 

 『円形デッキ』は、三重県最多の乗降者数を誇る「近鉄四日市駅」と三重県最大のバスターミナル「バスタ四日市」を結び、当エリアを三重県最大の交通結節点としていく点や、中央通りを信号を待たずに横断出来る様になり、当エリアの回遊性を高める点等、大変重要な機能を有しています。

 

 その『円形デッキ』の工事ですが、現在、3本の橋脚の設置工事が完了し、いよいよ、明後日、7月13日より橋桁を架ける工事が始まります。

 

 既に、和歌山県の工場にて、円形デッキの橋桁を制作しており、完成した橋桁を順次工場から現場に搬入し、架設工事に入っていきます。

 

 本日、7月11日から橋桁の搬入が始まっており、7月13日から、徐々に円形の姿が見えてくることになります。

 

 橋桁架設工事は、2期に分かれており、1期工事(令和6年7~10月)で円形デッキの3/4を架設し、その後、10月に中央通りの西行き車線の一部を切り替え、2期工事(令和6年11月~令和7年1月)で基礎杭・橋脚を1基設置した後に残りの1/4の円形デッキの施工を行います。

 

 橋桁の部分になりますが、年明けには円形が出来上がることになります。

 

 今年度7月~1月は、日ごとに近鉄四日市駅前が大きく変わっていく特別な期間となりますので、見応えがあると思います。

 

 是非、近鉄四日市駅東側の『円形デッキ』の架設工事に注目下さい。