環境省は、今年度から『熱中症警戒情報(アラート)』に加え、『熱中症特別警戒情報(アラート)』の運用を開始しています。

 

 『熱中症特別警戒情報』は、気温が特に著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る重大な被害が生ずるおそれがある場合に発表され、発表基準は、都道府県内において、全ての暑さ指数情報提供地点における翌日の最高暑さ指数(WBGT)が35に達すると予測される場合です。

 

 三重県では、県内に12か所の暑さ指数情報提供地点があり、この全てで最高暑さ指数(WBGT)が35に達すると予測される場合に『熱中症特別警戒情報』が発表されます。

 

 また、『熱中症特別警戒情報』の発表は、前日の午後2時頃となっており、翌日の暑さ対策の準備にある程度備えることが出来ます。

 

 『熱中症特別警戒情報』が発表された際は、広域的に過去に例のない危険な暑さ等になり、健康に重大な被害が生じるおそれがあります。

 

 これを受け、この度、四日市市は、三重県に『熱中症特別警戒情報』が発表された際には、市内の全ての公立小中学校を『臨時休校』とすることを決めました。

 

 7月1日㈪からの運用となります。

 

 また、前回のブログでもお知らせしましたが、各自治体は『熱中症特別警戒情報』が発表された際に、極端な暑さを一時的にしのぐ場となる指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を設けなければなりませんが、四日市市では市が所有する59の公共施設をクーリングシェルターに指定しています。

 

 更に、現在、クーリングシェルター設置にご協力いただける民間施設等を募集しており、先日、「イオンモール四日市北」「イオン四日市尾平店」と協定を締結し、民間では初めてのクーリングシェルターに指定させて頂きました。

 

 危険な暑さとなった際は、暑さから自らの身を守り、自分や自分の周りの方の命を守る行動を取って下さい。

 

 その為にも、『熱中症特別警戒情報』等の情報にはご留意下さい。

 

 現在、四日市市公式HPにて、熱中症予防に関する情報提供を行っています。

 

 ちなみに、環境省では、4月第4水曜日から10月第4水曜日までの期間、熱中症の危険度の指標として暑さ指数(WBGT)は発表しており、それらの情報も確認することが出来ます。

 

《四日市市HP:熱中症を予防しましょう》