四日市市は、『運転免許証自主返納』支援をスタートします。

 

 令和6年4月1日以降に運転免許証を自主的に返納された方を対象に、公共交通を利用して頂けるよう鉄道会社が発行する交通系ICカード「TOICA」5,000円分の交付します。

 

 その交通系ICカードの申請受付を6月3日から開始します。

 

 身体能力や判断能力に衰えが生じてくると、自動車を正確に運転することが難しくなります。

 

 そうなると、交通事故の加害者となり、他人を傷つけてしまう可能性も高くなります。

 

 こういった事から、自動車などの運転に不安を感じている方がより『運転免許証自主返納』を選択して頂きやすくする為、行政が運転免許証の自主返納者に対し一定の支援を行うケースが全国で広がっています。

 

 県内では既に、鈴鹿市、桑名市、紀北町がスタートしています。

 

 今回、四日市市は三重県で4番目の『運転免許証自主返納』支援となりますが、他の自治体は支援対象者を65歳以上と年齢制限を設けていますが、四日市市は年齢制限を設けておらず、三重県では初めて全年齢を対象とした運転免許証自主返納』支援となります。

 

 これは、高齢者の危険運転が社会的な課題になっている一方で、自動車などの運転に不安を感じている方は高齢者以外にもいらっしゃるので、四日市市ではその対象を全年齢としています。

 

 なお、四日市市では、近年、年に1,000人超の方が運転免許証の自主返納を行っています。

 

 交通系ICカード「TOICA」の申請手続きは以下の通りです。

 

①運転免許証の返納手続きを住所地を所管する警察署又は、三重県運転免許センターで行って頂き、「申請による運転免許取消通知書」(無料)又は「運転経歴証明書」(1,100円)を受領し、

 

②申請書に必要事項を記入し、四日市市役所 都市整備部 道路管理課に申請して下さい。

 

 ご不明な点がある場合は、四日市市役所 都市整備部 道路管理課(059-354-8154)までお問い合わせ下さい。

 

 『運転免許証自主返納』をお考えの方は、当支援制度をご活用下さい。

 

《四日市市運転免許証自主返納支援事業》