四日市市では、現在、近鉄四日市駅周辺からJR四日市駅までの中央通りを中心とした約1.6kmのエリアを対象に、『中心市街地再開発プロジェクト』を進めています。

 

 四日市市は、この度、その中心市街地再開発プロジェクトが進んだ将来の中央通りの姿を、『3D都市モデル』を用いて一足先に公開することとなりました。

 

 この背景には、国の「Project PLATEAU〔プロジェクト プラトー〕」の取り組みがあります。

 

 国では、最新のデジタル技術を活用し、まちづくりの従来の仕組みを変革していく「まちづくりDX」に取り組んでいます。

 

 その一環であるスマートシティ化を図る取組として、3D都市モデルの整備により、都市計画や防災などの様々な分野への活用・オープンデータ化を目指す「Project PLATEAU」を推進しています。

 

 四日市市では、既に「Project PLATEAU」に参画しており、令和4年度に市内全域での3D都市モデルの整備を行っており、これまでモデル上で用途地域等の都市計画や津波・高潮による浸水想定区域等の災害リスクに関する情報を市ホームページで公開しています。

 

 そして、今回、中央通り再編後の姿を新たに、市のホームページで公開することとなりました。

 

《四日市市 3D都市モデル公開サイト》

 

 この国の「Project PLATEAU」に参画している自治体は196都市あり、三重県では四日市市と熊野市の2都市です。

 

 そして、今回の「中央通り再編」に関する3D都市モデルは、LOD3レベルの精度で作っており、三重県では初めて、全国でも珍しい取り組みとなっています。

 

 「Project PLATEAU」では、LOD1,LOD2,LOD3のレベルがあり、LOD1では建物が箱の様な形で表現されますが、最も高いレベルとなるLOD3では建物の外構等や道路の段差等も表現されます。

 

 今回公開した「中央通り再編」に関する3D都市モデルでは、「バスタ四日市」や国道1号線からJR四日市駅に掛けて展開される「P-PFI事業」(令和6年3月末時点)についても、創り込んでおり、より具体的に未来の中央通りの姿を感じて頂けるものとなっています。

 

 是非、ご利用下さい。

 

 なお、この3D都市モデルについては、オープンデータとなっていますので、民間の様々な事業でも活用して頂くことが可能となっています。 

 

 ただ、当データはかなりの容量となっており、高いスペックのPC等でないとスムーズに閲覧出来ないので、その点はご容赦下さい。

 

 もし、スムーズに閲覧出来ない方は、3D都市モデルの状況を動画にしたものも公開していますので、こちらをご覧下さい。

 

《四日市市 3D都市モデル中央通り再編紹介動画》

 

 

 皆さんの期待を確かな形にしていく為に、「中心市街地再開発プロジェクト」全力で取り組んでいきます。