国土交通省は、3月27日付で、2024年1月1日時点の公示地価を発表しました。

 

 その結果、四日市市の公示地価は、住宅地、商業地共に前年を上回る上昇率となり、前年比で住宅地は0.7%(前年0.3%)、商業地は1.1%(前年0.5%)の上昇となり、力強い市況の改善が見られます。

 

 一方、三重県の公示地価では、全用途で前年から上昇となり、住宅地で0.2%、商業地で0.2%、工業地で1.6%の上昇となりました。

 

 三重県では住宅地、商業地については、32年振りの上昇となり、県ベースでも市況の改善傾向がみられました。

 

 三重県下の中で、最も公示地価が上昇した地点は、商業地の「四日市市諏訪栄町6-3」で前年から4.8%の上昇となり、県下でも際立った上昇率となりました。

 

 ちなみに、「四日市市諏訪栄町6-3」の公示地価は、1㎡あたり43.6万円となりました。

 

 更に、三重県内の商業地の公示地価上昇率トップ10をみても、四日市市の中心市街地、特に近鉄四日市駅周辺が6地点入っています。

 

 四日市市の中心市街地は名古屋へのアクセスの良さに加え、現在進められているバスタ四日市等の中心市街地再開発プロジェクトへの期待が高まっており、それが公示地価を押し上げているといえます。

 

 四日市市の中心市街地の投資価値が高まっていると言えます。

 

 これを裏付ける様に、行政が行う再開発に合わせ、ホテルやオフィスビル、そしてマンションの開発案件が多数進められています。

 

 公的投資と民間投資との相乗効果により、現在、中心市街地が活気付いて来ています。

 

 引き続き、中心市街地再開発プロジェクトを力強く推し進め、都市機能の向上を図り、まちの価値を一層高め、三重県を牽引していく力強い四日市市を創っていきます。

 

〔Google Mapより〕