四日市市役所では、「令和6年能登半島地震」の被災県(石川県及び富山県)から、三重県を通して中長期での職員派遣の依頼があったことから、令和6年度人事において1年間の期限で、職員2名を石川県輪島市、富山県高岡市にそれぞれ1名、派遣をしています。

 

 これまで、四日市市は、地震が発生した翌日の1月2日の市立四日市病院の医師等で組織されるDMAT(災害派遣医療チーム)の派遣を皮切りに、上下水道職員(下水道管渠被害調査・応急給水活動)、避難所支援職員、保健師等(避難者の健康支援)、建築技師(被災建築物応急危険度判定士)、緊急消防援助隊、災害マネジメント支援職員、中学校教諭(学校支援)、市立四日市病院看護師(災害支援ナース)、環境部職員(被災家屋・建物の公費解体に係る受付、契約業務等支援)、輪島市への応援職員等、継続的な職員派遣を行っており、現段階で被災地への派遣職員の数は180名を超えています。

 

 その中で、三重県がカウンターパートとなっている「輪島市への応援職員」の派遣は現在も継続しています。

 

 今回、上記の派遣に加え、1年間という中長期での職員派遣となりました。

 

 今後、被災地の自治体では、復旧・復興事業を円滑に推進していく為、技術職員を中心とした中長期の職員確保が求められており、その依頼に応える派遣となります。

 

 本市からの中長期〔令和6年4月1日~令和7年3月31日〕での職員派遣2名は以下の通りとなります。

 

【石川県輪島市】

 市民生活部市民課 主事 林 真奈美 26歳

(業務内容)

 被災者の生活再建支援、国の被災者生活再建支援金の申請に関する受付、書類審査、データ入力及び電話対応、県市の義援金支給事務・住宅応急修理に関する確認事務・みなし仮設に関する契約書確認事務 等

 

【富山県高岡市】

 上下水道局技術部下水建設課 技師 中林 大貴 29歳

(業務内容)

 下水道の災害復旧工事に係る設計、積算及び監督業務

 

 2人共、20代の若手職員で、自ら手を挙げ、派遣を希望してくれました。

 

 頼もしい限りです。

 

 一刻も早い復旧復興、そして被災地の皆様の安らかな生活が戻ることを願っています。

 

 上記の様に、現在も四日市市役所職員が被災地に入り、被災者の皆さんのケアや被災地の復旧活動等に取り組んでいます。

 

 四日市市を代表し被災地で必死に任務にあたっている職員を誇りに思います。

 

 また、これらの職員の被災地支援の経験が、今後の本市の防災・減災対策に間違いなく活きてくると確信しています。

 

 引き続き、四日市市は被災地支援に積極的に協力をしていきます。

 

 なお、四日市市では、「令和6年能登半島地震」にて被災され、本市に避難された方や被災された方のご家族に対して、本市の支援制度等を案内するための『令和6年能登半島地震 被災者支援相談窓口』を四日市市役所1階 市民相談コーナーに設置しています。

 

 また、専用電話回線〔059-325-6807〕も開設し、お電話でもご相談を受け付けています。

 

≪令和6年能登半島地震関連情報について≫