3月28日に、4月から始まる新年度、令和6年度の四日市市役所の新たな組織・機構体制の発表を行いました。

 

 来年度、新たに新設される部署は、政策推進部『大学構想推進室』、デジタル戦略課『行政DX推進室』、こども未来部『富洲原こども園』『八郷こども園』『下野こども園』です。

 

 その他、部署名の改称、部署の移管、分割等を行っています。

 

 今回のブログでは、令和6年度における四日市市役所の主な組織・機構の見直しを取り上げます。

 

■政策推進部:『大学構想推進室』の新設

 JR四日市駅前に設置を検討している大学について、設置に向けた具体的な検討を推進していきます。

 

■総務部:ICT戦略課を『デジタル戦略課』に改称、『行政DX推進室』の新設

 ICT戦略課では、行政事務の効率化や新たな市民サービスの提供に向けて、ICTを基本にAI等のデジタル技術やデータを活用した取り組みを進めていることから、その実状に即したわかりやすい組織名に改編しました。

 

 また、全庁的な窓口業務のDX化やAIをはじめとした新たなデジタル技術の活用による業務の効率化を特に優先すべき課題と位置づけ、これらを強力に推進するために、デジタル推進課の課内室として『行政DX推進室』を設置します。

 

■市民生活部:『市民・消費生活相談室』を市民協働安全課に移管

 市民生活課の『市民・消費生活相談室』が実施する相談等の各種事業において、特殊詐欺に係る相談が年々増加し、これまでにも増して警察と連携した啓発・対応が必要であることから、市民生活部における安全施策を担う市民協働安全課に移管します。

 

■健康づくり課:成人検診係を『検診・予防接種係』に改称

 新型コロナワクチン感染症が5類感染症となり、新型コロナワクチン接種においても国における特例臨時接種から定期接種に移行することから、新型コロナワクチン接種における業務を現在、他の予防接種事業を担っている健康づくり課成人検診係に移管します。

 

 これにあわせ、予防接種の担当窓口をわかりやすく示すことで、市民が混乱なく接種・相談ができるよう、同係を『検診・予防接種係』に改称します。

 

■こども未来部:『富洲原こども園』『八郷こども園』『下野こども園』の新設

 4月に富洲原保育園及び八郷西保育園及び下野中央保育園を幼保連携型認定こども園に移行します。

 

■都市整備部:建築安全係を『建築安全・空き家対策係』に改称

 空き家対策に係る相談窓口をわかりやくす示すため、建築安全係を『建築安全・空き家対策係』に改称します。

 

 これにあわせ、空き家管理に係る指導・啓発に強化に加え、所有者不明なものなど指導する相手が存在しない空き家への対策の推進を図ります。

 

 時代の変化に応じ、四日市市が直面している重要課題に最大限の力を発揮出来る様、柔軟な組織・機構の見直しを行っています。

 

 4月から新たな四日市市役所体制で、元気都市四日市を目指し、職員が一丸となり業務に取り組んでいきます。