令和5年に発表された「2022年経済構造実態調査」の結果、令和3年の四日市市の「製造品出荷額等」は3兆1,810億円となり、全国の基礎自治体の中で10位となりました。
「製造品出荷額等」は各自治体の製造業の状況を反映する指標となります。
「2022年経済構造実態調査」では、令和3年の「製造品出荷額等」が発表され、全国の上位10都市は以下の通りとなります。
1.豊田市 14兆9,758億円
2.倉敷市 4兆6,185億円
3.市原市 4兆2,501億円
4.堺市 4兆2,306億円
5.横浜市 4兆1,533億円
6.大阪市 4兆818億円
7.川崎市 3兆9,571億円
8.神戸市 3兆4,209億円
9.名古屋市 3兆3,553億円
10.四日市市 3兆1,810億円
なお、11位以下は大分市、広島市、北九州市、京都市、安城市と続きます。
四日市市は、令和2年に続き2年連続で全国10位となりました。
本市は、ものづくりのまちとして発展を遂げ、日本有数の産業都市として日本の産業を支えています。
令和3年の数値で見ると、本市の「製造品出荷額等」の約45%が化学・石油製品、約36%を電子部品・デバイスが占めており、本市の産業を臨海部のコンビナート、内陸部の半導体産業が支えていることが数字からも見えてきます。
また、2月6日、経済産業省は㈱キオクシア、ウエスタンデジタルに対し、次世代半導体の生産について最大約1,500億円を助成すると発表しまいた。
この国の支援が、四日市工場での更なる投資促進に繋がることを期待します。
四日市市においても、継続し、企業等との連携を密に取り、産業振興に積極的に取り組んでいきます。