12月4日、「常磐小学校地区」に四日市市では初となる『ゾーン30プラス』の設置が行われ、常磐小学校で「共用開始式・パレード」を行いました。

 

 『ゾーン30プラス』は、最高速度30キロメートルの区域規制を行う『ゾーン30』にハンプや狭さく等の物理的デバイスの設置合わせた取り組みとして、令和3年8月からスタートした生活道路における人優先の安全・安心な通行空間の整備の推進を図る施策です。

 

 例えば、朝夕のラッシュ時に、住宅地等の道を抜け道としてスピードを出して通過する車に対し、スピードを抑制させる効果があります。

 

 今回『ゾーン30プラス』に指定されたのは、城西町、中川原一丁目の「常磐小学校地区」となります。

 

 四日市市では、平成25年度の東富田地区の『ゾーン30』の設置から始まり、これまで16地区で『ゾーン30』を設置してきました。

 

 『ゾーン30』の設置は、区域を指定して最高速度30キロメートルの制限を設けることから、地域の方々の理解が得られないと実施出来ません。

 

 制限速度を30キロメートルとすること道路としての利便性は落ちますが、それを地域の方が受け入れ、子ども達の安全・安心を第一に思う気持ちが『ゾーン30』の設置に繋がっています。

 

 「常磐小学校地区」は、『ゾーン30』としては市内で17地区目となります。

 

 既に、平成29年度に『ゾーン30』として設置された「楠町北五味塚地区」においては、いち早く、最高速度30キロメートルの区域規制に加えてハンプや狭さく等の物理的デバイスの設置を行っていますが、『ゾーン30プラス』の制度が出来る前であったことから、この度、「常磐小学校地区」が市内で初めての『ゾーン30プラス』ということになりました。

 

 四日市市は今後も、子ども達の安全・安心を守っていく為に、地域の方々と連携して『ゾーン30』『ゾーン30プラス』の拡大を図っていきたいと思います。