四日市市では、現在、近鉄四日市駅周辺からJR四日市駅までの中央通りを中心とした約1.6kmのエリアを対象に、『中心市街地再開発プロジェクト』を進めており、今年は近鉄四日市駅東側の中央通りの工事が本格化してきます。

 

 今回のブログでは、今年、令和6年における『中心市街地再開発プロジェクト』の展望について取り上げていきたいと思います。

 

 現在、近鉄四日市駅周辺では「バスタ四日市」「新図書館」「円形デッキ」、そして、JR四日市駅前への「大学設置」、両駅を繋ぐ国道1号線~JR四日市駅のエリアへの民間の力を活用したP-PFI事業等が進んでいます。

 

 当プロジェクトのコンセプトは「ウォーカブル」で、"居心地が良く歩きたくなるまち"を目指しており、近鉄四日市駅周辺からJR四日市駅の中央通りの車線を減らし、創出されたスペースを中心に様々な事業を展開していきます。

 

 一昨年から始まった近鉄四日市駅西側の中央通りの工事は3月末までに完了し、市民公園のリニューアル工事へと入ってきます。

 

 そして、いよいよ近鉄四日市駅東側の中央通りの工事が本格化していきます。

 

 既に、大きな交通規制等が始まっている当エリアですが、三重県最大のバスターミナル「バスタ四日市」、中央通りの南北をダイレクトに繋ぎ、バスタ四日市、図書館、近鉄四日市駅を繋ぐ「円形デッキ」の主たる工事が始まっていきます。

 

 今年の年末頃には、「円形デッキ」の橋脚や通路部分が設置され全体の形が現れてきます。

 

 なお、円形デッキは令和7年の完成を予定しています。

 

 そして、国直轄事業の「バスタ四日市」においては、3月末までに、バスターミナルを運営する事業者が決まり、令和9年稼働に向け体制が構築されていきます。

 

 また、スターアイランド跡地に近鉄グループが建設する再開発ビルに組み込まれることになっている「新図書館」は、基本設計が終わり全体像が明らかになり、実施設計に入っていきます。

 

 JR四日市駅の「大学設置」については、3月頃に四日市市大学構想が取り纏められ、一定の方向性をお示しすることが出来ます。

 

 更に、国道1号線からJR四日市駅の間におけるP-PFI事業でも、実施事業者の選定に入っていきます。

 

 そして、「鵜の森公園」のリニューアル工事も始まります。

 

 様々な事業が同時進行している『中心市街地再開発プロジェクト』は、今年も大きく動いていきます。

 

 当ブログでも積極的に発信していきます。

 

 是非とも、ご期待下さい。