四日市市では、ふるさと納税で、市民の方が他の自治体に寄付をされる金額と市外の方から本市に寄付を受ける金額の差が拡大傾向にあり、令和4年度はふるさと納税での収支差が、マイナス9億5,000円となり過去最大のマイナスとなりました。

 

 これらのマイナスは、市民サービスを提供する為の貴重な財源が失われているということであり、このままマイナス幅が拡大の一途を辿れば、市民サービスの低下に繋がる恐れがあります。

 

 こういった状況を打開していく為、四日市市役所では今年度から、寄付金獲得に向けた専門部署となる「ふるさと納税推進室」を立ち上げ、5月から全国的に注目を集めた「ふるさと納税等プロデューサー」が着任し、組織や人的な強化を図ってきました。

 

 そして、既存の返礼品一つ一つのPRの仕方や見せ方の工夫に取り組み、更なる新規返礼品の開拓を進めてきました。

 

 その他にも、「四日市市ふるさと納税決起大会」「返礼品上位事業者に対する感謝状の贈呈」「ふるさとの名匠 任命式」「ぺいふる導入 ゴルフ場でのセレモニー」等、様々な取り組みを展開してきました。

 

 地道な取り組みの結果、今年度の4~11月の寄付金額は1億4,740万円となり、前年度同期比で3倍の数字となっており、着実に成果が出てきております。

 

 そういった中、11月28日に『新生・四日市市ふるさと納税 発表会』を行い、四日市市の新たな取り組み方針について発表を行いました。

 

 四日市市は、今後『ふるさと納税 四日市場』というネーミングの下、「ワクワクの宝庫!ドキドキの市場!」というコンセプトでふるさと納税の取り組みを展開していきます。

 

 今年度に入り、新たな返礼品を約170品目追加し、総数約700品目の返礼品ラインナップとなり拡充した一方、『ふるさと納税 四日市場』をポータルサイトのトップ画面で採用したり、チラシやポスターで展開し、四日市市のふるさと納税をブランディングしていきます。

 

 四日市市のふるさと納税返礼品は、一つで何億円も寄付が集まるものはありませんが、バラエティに富んだユニークな返礼品が多く、どれも四日市市を愛する事業者の皆様の思いが詰まっています。

 

 新たに生まれ変わった四日市市のふるさと納税『ふるさと納税 四日市場』、栄光に向かって走っていきます!

 

 市外の皆さんには、是非、『ふるさと納税 四日市場』をチェックして頂き、四日市市への寄付をお願い致します。

 

≪四日市市ふるさと応援寄附金(ふるさと納税)について≫