四日市港管理組合や港湾関連企業からなる四日市港利用促進協議会の「四日市港アジア訪問団」が、四日市港の利用拡大や既存航路の維持、拡大を目的に11月20~24日の5日間の行程でベトナムを訪問しました。

 

 私は、四日市市長、四日市港利用促進協議会の名誉会長という立場から、「四日市港アジア訪問団」の団長として参加しました。

 

 四日市港利用促進協議会の「四日市港アジア訪問団」によるベトナム訪問は、平成29年度以来6年振り2度目となります。

 

 四日市港にとってベトナムは重要な貿易国となります。

 

 四日市港からの輸出、四日市港への輸入共にベトナムは第6位となっており、四日市港の外航コンテナ定期航路サービス15の内、4サービスがベトナム(ハイフォン港、カイメップ港、ホーチミン港、ダナン港)に就航しています。

 

 更に、四日市港とベトナムとの貿易量は、コロナ禍で減少したものの、直近で輸出については回復の兆しが見えてきています。

 

 今回の訪問では、ベトナムとの間のコンテナ貨物の集荷拡大を図るため、ハノイにおいて現地関係企業等を対象に「四日市港セミナー」を開催し、四日市港のPRを実施した他、ベトナムに立地する荷主企業等を訪問し、四日市港の利用拡大等に向けたポートセールスを行って来ました。

 

 ベトナムでは7年振りの「四日市港セミナー」でしたが、荷主企業、船会社等103名の方に参加して頂き、ベトナムにおける四日市港に対する関心の高さが伺えた有意義なポートセールスとなりました。

 

 また、「四日市港セミナー」に、日本貿易振興機構(ジェトロ)ハノイ事務所所長である中島 丈雄氏もご出席頂き、ご挨拶を頂きました。

 

 今後も、四日市港発展に向けて国内外において積極的なポートセールスを展開していきます。