四日市市の夏の風物詩『大四日市まつり』が今週末の8月5日㈯,6日㈰の2日間開催されます。

 

 昨年、3年振りに開催した『大四日市まつり』は、2日間でコロナ前の水準を超える25.3万人の方が来場し、大いに盛り上がりました。

 

 そして今年、『大四日市まつり』は第60回の記念回を迎えます。

 

 キャッチフレーズは「還暦祭」。

 

 第60回の記念回とあって、今年の『大四日市まつり』は例年のプログラムに加え、特別企画を実施します。

 

 市内に現存する鯨船の全8艘が、2日目の8月6日の「郷土の文化財と伝統芸能の日」に三滝通りのメイン会場に大集結します。

 

 鯨船8艘は、ユネスコ無形文化遺産に指定の富田地区の「鳥出神社の鯨船行事」の4艘〔「北島組神社丸」、「中島組神徳丸」、「南島組感應丸」、「古川町権現丸」〕、県指定無形民俗文化財の「南納屋町鯨船明神丸」、市指定無形民俗文化財の「南楠鯨船龍神丸」、「磯津鯨船大正丸」、それに「鯨船勢州組」となります。

 

 その中でも、昨年21年振りに復活を遂げた「磯津鯨船大正丸」は『大四日市まつり』に初出演、「南楠鯨船龍神丸」は楠町と旧四日市市が合併した平成17年に出演して以来18年振りとなり、「鳥出神社の鯨船行事」も『大四日市まつり』に4艘が揃うのは6年振りとなります。

 

 鯨船は、三重県の北勢地方にのみ分布する全国的にも珍しい陸上の模擬捕鯨行事で、市内に8艘が現存するということも大変貴重なことです。

 

 その8艘全てが、初めて一ヶ所に勢揃いすることは、四日市市の歴史においても大きな催しとなります。

 

 是非、鯨船8艘が一堂に会する圧巻のシーン(15:00~15:30)、をお楽しみ頂ければと思います。

 

 昨年は、新型コロナの関係で一部規模を縮小しての開催でしたが、今年は新型コロナ前の一切の制約が無い状況での開催になりますし、更に、第60回という記念回で特別企画も予定されていますので、盛り上がること間違いなしです。

 

≪第60回大四日市まつり 公式HP≫

 

 加えて、6日㈰には、四日市港四日市地区にて『四日市港まつり』が開催されます。

 

 今年も恒例のカッターレース大会が開催されますし、はたらく船(巡視艇あおたき、化学防災船てんおう、グラブ浚渫船兼起重機船27金剛)の一般公開、特設ステージでは諏訪太鼓の演奏、大道芸人ショー等、その他にも様々なイベントが行われます。

 

 また、当日、6日は、近鉄四日市駅~四日市港まつり会場での無料シャトルバスが運行します。

 

 シャトルバスをご利用頂ければ『大四日市まつり』と『四日市港まつり』が自由に行き来出来ます。

 

《令和5年度四日市港まつり HP》

 

《四日市港まつりチラシ》

http://www.yokkaichi-port.or.jp/tirashi2023.pdf

 

 今週末の『大四日市まつり』『四日市港まつり』を通して、多くの方々に夏の四日市を大いに満喫して頂きたいと思います。

 

 盛り上がっていきましょう。