5月28日、新たな『四日市市南消防署』の開署式を執り行いました。

 

 四日市市では、これまで四日市市南消防署庁舎の老朽化による新庁舎建て替え工事を行っていましたが、工事が完了し4月17日から新庁舎にて運用を開始しています。

 

 新しくなった南消防署は、環境に配慮した太陽光発電施設を有し、自家発電設備や給油所等を備え、有事の際にも消防施設としての機能を維持できるように設計しています。

 

 また、普段、消防隊が使う訓練棟は、地域住民の津波避難施設としても使用出来ます。

 

 『四日市市南消防署』は、先日の「G7三重・伊勢志摩交通大臣会合」の際に、四日市市消防本部から現地に派遣した三重県で唯一の核・生物・化学物質による特殊災害に対応出来る部隊『NBC災害即応部隊』が所属する消防署となります。

 

 コンビナートでの化学事故に備えて、コンビナートに近接する『四日市南消防署』がその役割を担っています。

 

 『四日市南消防署』は、市民の命を守る使命を全力で果たしていきます。

 

 現在、四日市市では総合計画に基づき、市の将来を見据えた総合的・計画的なまちづくりを実施しており、その中で「市民を守る消防救急体制の確立」を掲げ、消防力の向上を目指し、消防活動拠点の整備を実施しています。

 

 上記の方針により、市内の北西及び西南地域にある消防出張所の再整備を行っています。

 

 市民の皆様の安全・安心に繋がる消防体制の構築に向け、着実に取り組んでいきます。