四日市市立塩浜小学校が『令和5年度 子供の読書活動優秀実践校』として「文部科学大臣表彰」を受けました。

 

 本年度、三重県の学校では3校が当表彰を受けており、その内の1校が塩浜小学校でした(全国では130校が表彰)。

 

 当表彰は平成12年度から始まり、本市の学校の表彰は平成29度の富洲原中学校、平成30年度の南中学校、平成31年度の三重西小学校、令和3年度の中部中学校に続き5校目となります。

 

 平成29年度からの7年間で本市の市立小中学校5校が『読書活動優秀実践校』の文部科学大臣表彰を受けており、本市の読書活動への積極的な取り組みが全国的にも高く評価されています。

 

 とても嬉しく、誇りに思います。

 

 今回、塩浜小学校が『読書活動優秀実践校』の表彰を受けるに至った取り組みは以下の通りとなります。

 

・毎学期、図書委員会、図書館司書を中心に図書館祭りを行い、「読書の木」「タブレットを使っての図書館クイズ(二次元コードを読み込みクイズに答える)」「読書ゆうびん」「読書おみくじ」等、子どもが読書に親しむ工夫を行っています。

 

・環境整備として校舎の中庭に手作りベンチを設置し、ブックトラックを近くに置いて、子ども達がのびのびと読書できる「中庭図書館」という空間づくりを行っていました。

 

・日常的な活動として、月曜日と金曜日に朝読書の時間を設定し、学年に応じた読書記録カードを作って、自分の読書傾向を知る取り組みを行っています。

 

・司書と連携し、授業支援として、国語科や社会科、理科、生活科、総合的な学習の時間等の学習を進めるために関連する図書の選書、図書館司書による読み聞かせ、ブックトーク等を行っています。

 

・地域、保護者との連携で、図書館ボランティアによる読み聞かせ、図書掲示物作成等を行い、また、チェックシートを使用し、家庭読書を進めています。

 

・「わたしのおすすめ本紹介」を企画し、市内の他の小学校とオンライン上で、お互いにお薦めする本を紹介しています。

 

 四日市市は、子ども達の読書活動の推進に力を入れています。

 

 これからも、塩浜小学校の様な『読書活動優秀実践校』の先進事例を他の学校にも水平展開し、更なる、市全体の子ども達の読書環境の底上げを図っています。

 

 「教育するなら四日市!」

 

 四日市市では、様々な教育現場での取り組みが、力強く推進されています。