3月31日、四日市市とCTYの共催で開催した『YOKKAICHI Great Expo』において、中央通りにおける「ローカル5G開局式」を実施しました。

 

 これは、現在、四日市市が進めている近鉄四日市駅周辺からJR四日市駅までの中央通りを中心とした約1.6kmのエリアを対象とした『中心市街地再開発プロジェクト』における取り組みの一つとなります。

 

 『中心市街地再開発プロジェクト』では、中心市街地のスマート化に向けた取り組みも進めており、近未来のスマートシティの構築を目指し、『四日市スマートリージョン・コア実行計画』を策定しています。

 

 その『四日市スマートリージョン・コア実行計画』には、中央通り周辺へのローカル5Gの整備とそれを活用したサービスの展開、自動運転車両の運行をはじめとしたマルチモビリティの導入、スマート図書館、スマート街路灯の整備等、そして、メタバースを活用した3D都市モデルの構築等、様々な取り組みを盛り込んでいます。

 

《四日市スマートリージョン・コア実行計画》

https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1648455003806/files/keikaku.pdf

 

 その取り組みの一つである中央通りへの高速インターネット環境、ローカル5Gの整備を㈱CTYが市との連携協定に基づき進めています。

 

 現在、『中心市街地再開発プロジェクト』における中央通りの工事に合わせ、ローカル5Gの工事も進めており、この度、近鉄四日市駅の西側(西浦通り~近鉄四日市駅)エリアで先行的にローカル5Gが開局しました。

 

 ローカル5Gが公道に面的に整備されるのは、四日市市の中心市街地が全国初めてとなります。

 

 ローカル5Gの環境が整備されれば、スマート街路灯やデジタルサイネージを用いた情報発信、自動運転バスの実装、ARやeスポーツ等の街中でのアミューズメントへの活用等の様々な取り組みに繋がりますし、その他にも中央通りの空間が社会実験のフィールドとして大学や産業界に活用されることも期待出来ます。

 

 『YOKKAICHI Great Expo』にて、㈱CTYが制作した動画をご覧頂ければ、ローカル5Gの環境を活用した未来の姿が想像出来ると思います。

 

 未来の四日市にワクワクする動画となっていますので、是非、ご覧下さい。