3月28日に、4月から始まる新年度、令和5年度の四日市市役所の新たな組織・機構体制の発表を行いました。

 

 今年度の令和4年度は、スポーツや文化に関わる部署を『シティプロモーション部』に編入する等、大規模な組織の見直しを行いましたが、来年度は小規模の組織・機構の見直しとなりました。

 

 今回のブログでは令和5年度における四日市市役所の主な組織・機構の見直しを取り上げます。

 

 来年度、新たに新設される部署は、政策推進部『ふるさと納税推進室』、健康福祉部『福祉総務課』『保健企画課』、こども未来部『幼児教育センター』『富田こども園』『桜こども園』、教育委員会『学校給食センター』です。

 

■政策推進部『ふるさと納税推進室』

 本市が直面しているふるさと納税による多額の財源流出の状況を打開するために、ふるさと納税を専門に取り扱う部署を設けす。

 

 ふるさと納税制度及び、企業版ふるさと納税制度を通じて本市の地場産品や魅力を広く周知し、寄付金のさらなる獲得を図っていきます。

 

■健康福祉部『福祉総務課』『保健企画課』

 現在の健康福祉課と保健予防課を、健康福祉部の主管課業務に加え、ひきこもりや貧困対策などの福祉課題に対する重層的な支援事業を実施する『福祉総務課』と、保健衛生関連施策の企画・検討を実施し、これまで保健予防課が担ってきた保健所機能全体の統括管理機能をあわせ持つ『保健企画課』、及び「保健予防課」に再編します。

 

■こども未来部『幼児教育センター』『富田こども園』『桜こども園』

 4月から市内の公立私立全ての保育園・幼稚園・こども園における教育・保育の質の向上を図り、これらの対応を専門的に取り組む組織として『幼児教育センター』を設置します。

 

 4月に富田保育園及び桜台保育園を幼保連携型認定こども園に移行することから、『富田こども園』『桜こども園』を設置します。

 

■教育委員会『学校給食センター』

 4月からの全員喫食の中学校給食開始に伴い、給食センターの管理運営、中学校との連携・指導等の業務を行う組織として『学校給食センター』を設置します。

 

 また、新型コロナワクチン接種については、国における特例臨時接種の終了、定期接種化が予定されており、現在予防接種事業を実施している健康福祉部において取り組む組織体制としたほうが市民に分かりやすく合理的であることから、政策推進部の新型コロナウイルス感染症対策室を健康福祉部に移管し、『新型コロナワクチン対策室』として設置します。

 

 新たな四日市市役所体制で、元気都市四日市を目指し、職員が一丸となり業務に取り組んでいきます。