3月13日からの「マスク着脱の考え方の見直し」や5月8日からの感染症法上の位置づけの「5類への引き下げ」等から、世の中は着実にアフターコロナの生活に向かって歩み続けています。

 

 この流れは歓迎すべきことで、社会活動や経済活動がコロナ前の状況に戻り、国民が元気を取り戻す大きなきっかけになると確信しています。

 

 一方で、国は、新型コロナワクチンに係る予防接種の令和6年3月31日までの実施を決定し、来年度、令和5年度においても予防接種事業を実施していくことを発表しています。

 

 今年度のワクチン接種は、春から開始(5~8月)と、秋開始(9~12月)の2段階に分かれています。

 

 まずは、5月8日㈪から、①65歳の高齢者の方、②基礎疾患を有する方、その他重症化リスクが高いと医師が認める方(5~64歳)、③医療機関や高齢者施設、障害者施設等の従事者を対象に、オミクロン株対応2価ワクチンの接種が始まります。

 

 接種券については、①65歳の高齢者の方に対しては、前回接種の早い方から4月下旬より、順次送付を開始しますが、②基礎疾患を有する方、その他重症化リスクが高いと医師が認める方(5~64歳)、③医療機関や高齢者施設、障害者施設等の従事者については、発行申請を行った方に対し、順次送付を行いますので、②③の方で春からの接種を望まれる方は接種券の発行申請が必要になります。

 

《令和5年春開始接種基礎疾患・従事者接種券発行申請》

https://logoform.jp/form/7p72/241346

 

 そして、秋(9月)からの接種は、初回接種を完了している5歳以上の者すべてを対象に行われます。

 

 使用するワクチンは、現時点で未定となっています。

 

 なお、現在、新型コロナワクチン接種は、各医療機関で実施する個別接種のみとなっていますので、接種券が届いた方は各医療機関に問い合わせして頂き、接種を進めて頂くことになります。

 

 加えて、5~11歳の小児に対する追加接種は、小児用のオミクロン株対応2価ワクチンの認可が下りたことから、4月13日から市内医療機関への配送を開始します(これまで小児用のオミクロン株対応2価ワクチン接種は行われていませんでした)。

 

 小児の方は、3回目のワクチン接種をされていない方は、手持ちの接種券で接種が可能で、3回目の接種を終えている方は、3月31日以降に、前回接種から3ヵ月が経過した方から順次、接種券を送付します。

 

 4月以降、令和5年度の新型コロナワクチン接種については、あまりマスコミでも取り上げられていないことから、世間的な関心は低いと思われますが、重要な事ですので、当ブログでも周知をさせて頂きます。

 

 それぞれの判断で接種を行って下さい。

 

《12歳以上の新型コロナワクチンの接種について》

https://www.city.yokkaichi.lg.jp/www/contents/1663639992558/index.html