四日市市としては、高齢者等のごみ出し支援として、市役所や地区市民センターへの「ごみ回収箱」の設置を進めています。

 

 現在、市役所、地区市民センターの計18ヵ所への設置を終えており、今後、市内全24地区への設置を予定しています。

 

 近年の高齢化の進展により、高齢者世帯が増加しており、ごみ出しが大きな負担になっている方が増えています。

 

 この負担を軽減する為に、四日市市としては、各地区へのごみ回収箱の設置を行っています。

 

 令和3年10月より、設置についての意向がある地域から市役所、地区市民センターへごみ回収箱の設置を進めてきました。

 

 高齢者等のごみ出し支援として、各地域にごみ回収箱を設置するのは、三重県下では四日市市が初めての試みとなります。

 

 当ごみ回収箱は、ごみ出しに支援が必要な人のごみ出しを行っている介護事業所のヘルパー及び、訪問型サービスBの実施団体が利用対象となり、通常、鍵が掛かっており申請が必要になります。

 

 ごみ出し支援を行う場合、これまで、朝にごみ集積所にごみを持っていく必要がありましたが、当ごみ回収箱の設置により、ゴミ出しの時間に余裕が出来、介護事業所のヘルパーや住民団体の皆さんの負担軽減を図れます。

 

 対象となるごみは、ヘルパー等を利用している人の自宅から出る生ごみを中心とした可燃ごみで、破砕ごみや資源物、粗大ごみ、剪定枝、刈草などは対象外となります。

 

 ごみを出せる日時は、市役所、地区市民センターの開庁日の8時30分~17時15分となります。

 

 規模としては小さな整備でありますが、ごみ出し支援を実施される方々の大きな支援に繋がります。

 

 今後も、市民の皆さんの声を拾いながら様々な福祉サービスの展開に繋げていきます。