2月19日、赤水町に完成した『四日市市学校給食センター』の開所記念式典を執り行いました。

 

 そして、いよいよ今年4月から市内の公立中学校全22校において、食缶方式による全員喫食の給食が始まります。

 

 現在、四日市市の公立中学校は、注文にて届けられるデリバリー給食と家庭弁当の併用を行っております。

 

 ただ、デリバリー給食の喫食率は令和4年度(令和5年1月まで)で23.58%と4人に1人以下と以前から低い水準で推移していました。

 

 こういった状況から多くの家庭より、中学校での食缶方式の完全給食を望む声がありました。

 

 中学校での食缶方式での完全給食の導入は、私の1期目の市長選挙の際の重点政策集の一つでもありました。

 

 この度の『四日市市学校給食センター』のオープンに当たり、お力添えを頂いた地域の皆様、事業者の皆様をはじめ、全ての関係者の皆様に感謝を申し上げます。

 

 4月からの『四日市市学校給食センター』の稼働により、1日最大9,000食の調理が可能となり、市内全ての公立中学校に温かくておいしい給食を届けることが出来ます。

 

 そして、全ての生徒が、給食を食べることになります。

 

 中学校給食では、成長期の中学生にふさわしい、栄養バランスの整った「からだにおいしい給食」をキャッチコピーに、子ども達の心と体の成長を応援していきます。

 

 また、アレルギー対応も専用の調理室を設け、通常食の動線と隔離し、食物アレルギー担当の調理員が除去食を調理し専用容器に入れ、各学校に届けます。

 

 更に、当給食センターの特徴は、全国的にも珍しい、農業センターと一体的に整備を行っていることです。

 

 近々、リニューアルした農業センターが同敷地内にオープンします。

 

 この農業センターとも連携を図り、食育と地産地消を推進していきます。

 

 なお、『四日市市学校給食センター』は見学通路を設けており、給食が作られる様子を見学することが出来ます。

 

 4月からの中学校給食を楽しみにしていて下さい。