3月に開館から8周年を迎える『四日市公害と環境未来館』。

 

 8周年を迎えるにあたり、昨年9月1日からの整備休館に合わせて常設展示の一部の改修を行い、2月11日㈯からリニューアルオープンします。

 

 今年度は、昨年の7月24日に四日市公害裁判の判決から50年を迎えており、そらんぽ四日市「四日市市立博物館」にて7月1日(金)から8月28日(日)の52日間にわたり、企画展『四日市公害判決50年展~過去をふり返り未来へつなぐ~』を開催しました。

 

 今回の常設展の主な回収内容は以下の通りです。

 

①「環境改善の取り組み」エリア

 中央にタッチパネルモニターを2台設置し、世界の環境に対する取り組みやそれに伴う日本、三重県、四日市市などの取り組みを時系列で見ることができるようになりました。

 

 また、その周りにグラフィックタワーを3台設置し、本市の市民、企業、行政の環境改善の取り組みを年表形式にまとめ、環境改善の成果をまとめたコーナーを新設しました。

 

②「四日市の現在と未来」エリア

 地球温暖化や生物多様性、ごみの問題など、四日市市環境計画で取り組むべき課題として位置づけられたテーマを「字分ごと」として考えられるよう体験・体感型の展示に全面リニューアルしました。

 

 展示内容と連動したゲームやクイズにも挑戦できます。

 

③その他

・「四日市公害裁判シアター」入口に裁判の開設を移設、使いし、見やすく工夫しました。

 

・「まちづくりの変遷」エリアに映像コンテンツを追加しました。

 

・「情報検索コーナー」に証言映像を5件追加し、また資料検索ができるパソコンを設置しました。

 

 

 そして、リニューアルオープン当日の2月11日には小学3年生から中学生を対象にした「ペットボトルを使った風力発電機の工作」企画を実施します(既に、募集は締め切っています)。

 

 また、2月11日(祝)、12日㈰に『四日市公害と環境未来館』にご来館いただいた全員にノベルティグッズを配布します。

 

 是非、展示やコンテンツ等が充実した『四日市公害と環境未来館』お越し頂き、四日市公害の歴史や教訓、これまでの環境改善の取り組み、そしてこれからの取り組みを皆さんと共有し、これからの活動に活かしていければ幸いです。

 

 四日市市はこれからも環境先進都市を目指して、様々な環境施策を積極的に実施していきます。