四日市市と米国ロングビーチ市は昭和38年(1963年)10月7日に姉妹都市の提携を行い永年に渡り友好関係を築いてきました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、ここ数年は限定的な実施となっていますが、これまで、両市は教育・文化・スポーツ・医療・環境等の広範囲な分野において交流事業を行っており、現在でも①交換学生・教師の相互派遣事業〔トリオ事業〕、②英語指導員招請事業〔YEF事業〕、③高校生による地球環境塾の開催、④市立四日市病院の医師等の派遣事業を毎年継続して実施しています。
なお、平成26年度には、第9回自治体国際交流表彰において「総務大臣賞」を受賞しています。
その様な取り組みを進めている両市の姉妹提携が、今年、令和5年に60周年を迎えます。
60年を迎えるにあたり、昨年、両市の変わらぬ友情のシンボルとなるロゴマーク案を広く募集し、全国から550作品の応募がありました。
そして審査の結果、大阪府大東市在住の梶原 夕紀さんの作品に決定しました。
作品は、こにゅうどうくんの顔の形をしたロゴマークで、顔の形を用いることで両市の人々の交流を感じるものとなっています。
また、耳のあたりの曲線を活かして、中央に無限(∞)のマークの様なリボンをかけ、永遠に変わらぬ友情を表現しています。
そして、上半分はロングビーチ市のシンボルである豪華客船クイーン・メリー号、椰子の木、市名の由来となった長い砂浜が表現されており、下半分は四日市市のコンビナートを表しており、象徴的な赤い煙突や丸いガスタンク、工場夜景が表現されています。
今後、当ロゴマークを『四日市市・ロングビーチ市姉妹都市ロゴマーク』として、両市の交流活動で使用していきます。
このロゴマークが、四日市市とロングビーチ市の友情を更に深める力になってくれることを期待しています。